山本太郎。

先週の月曜日なんだけど、大分に「れいわ新撰組代表」、山本太郎が来るというので、休みの日を変更して貰い、「街頭記者会見」なるものを見てきました。

芸能人としての山本太郎はほとんど知らないんだけど、原発に反対する活動を始めてからは割りと気にしてます。
特に国会議員になってからは、弱者のための炊き出しをしたり、国会では原発関連に限らず鋭い質問をしていて感心していました。
ちゃんと勉強をしていて、弁舌が上手い。
地頭も良く、考えたことを実行する胆力があって、何より弱者のために政治活動をしているように見えます。

大分駅前で行われた「街頭記者会見」では、集まった老若男女、100〜200人くらいの人たちの中から、何人かの質問に真摯に答え、彼が党首をしている「れいわ新撰組」の政策を述べ、最後は素直に「助けて欲しい」とみんなに訴えていました。
夕方6時から始まって約３時間！
正直、寒かったし疲れたよ。
でも、みんな彼に期待してるみたいで、会見が終わってから寄付、そして山本太郎とのツーショット写真の撮影に長い列が出来ていました。
俺も少し寄付しました。
今回の「記者会見」では、かつて「特別会計」について追及しようとして殺されてしまった国会議員、石井鉱基氏について問われ、「自分は死ぬわけにいかない」と答えていたのが自分としては印象に残っています。
けっこう多くの政治家が利益供与と暴力によって、変節させられていってると思うんですよ。
彼には、そうならず、上手に立ち回って現在の政策を実現させていって欲しい。

現在、日本が危機的な状況にある。
格差が広がって、貧しい人が増えていっている。
その原因を作っているのは政治である。
政治が人を追い込んでいるなら、政治で人を救えるはず。
現在の政権与党と同じ有権者の3分の1の支持があれば、それが出来る。
山本太郎の発言は、理にかなっていると思います。

大体、山本太郎は、２０２０年の東京オリンピックが被災地の復興の妨げになるからと、唯一人、反対した国会議員と聞いています。
という事は、唯一人、まともな国会議員だという事ではないでしょうか。

「記者会見」が終わって、大分駅構内でタンタン麺を食べて帰ろうとしたら、まだ山本太郎、その場で人と話してました。