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2020年01月18日10:20

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次男次女の切ないあるある


先日、珍しく「おんぶ」されてる子供を見ました

今はほとんどが「前だっこ」なので、懐かしい光景でした。

長男長女はさほど思い入れはなくても、

次男次女にとって「おんぶ」は貴重な思い出なのです。

私たちのころは子供はたいてい3人が基本でした。

だから、自分のおんぶの番が回って来ても、すぐに妹、弟が生まれて

無理やり歩かされてしまう。

私も、おんぶされてる妹を悔しい思いで見ていました。

こういう場合、妹弟は末っ子である場合が多いので

親の背中をいつまでも自分の物にしている。

私はあんなに長くおんぶしてもらわなかった!

その思いは結構長い間引きずるものです。

ところがある日、母が、たまたま私と二人で夜道を歩いていた時、

「おんぶしてあげようか」といったのです。

私は飛び上がるほどうれしくて、ええー?!と大げさに驚きました。

すると、タマエさんはちょっと照れたのか、

「背中がさむいのよ」と、笑いました。

小学校1年生のころだと思うけど、その時の坂道や背中の温かさを

今でも思い出します。

私の「おんぶ」の歴史はそれでおしまいになったけど、

一瞬でも母の背中を独り占めにしたのは

大切な秘密の思い出。

次男次女が何かと甘え上手なのは

自力で触れ合いを勝ち取らなければいけないからです。

今の次男次女は、末っ子であることが多いので、そんな苦労はしてないんだろうな


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