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2019年08月19日10:03

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懐かしい「お寺」さん

昨日、川崎大師の帰り道、バスで川崎駅まで結構な時間乗っていました

外の景色を見ながら、先ほどのこと、もろもろ考えていたら、

ふと、子供のころうちのお経をあげに来ていたお坊さんのことを思い出しました

このお坊さんは地域の小さな小さなお寺の住職なんだけど、

子供のころに父の住職が亡くなり、子供ながらも学校から帰ると、

あちこちの家にお経をあげに回っていたそうです。

檀家はみんな貧しかったけど、皆でお金を出し合って大学にも進学させて、

ようやくすべての修行を積んで一人前の住職に成りました。

小さな小さな寺の住職は成人すると、人が振り返るほどの美男子となり、

美しい力強い声でお経を読み、苦労しただけによく気が付き、頭もよい。 

良いとこづくめの若い住職は、市の仏教会でも可愛がられ、頭角を現してきました。

努力の甲斐あって大きなお寺を立て息子たちに継がせましたが、

ごく最近まで、自分を支援してくれた家には老体を押して自らお経を読みに来てくれました。
タマエさんも「お寺さん」が毎月命日に来てくれるのを楽しみにしてました。

偉そうなことは言わず、私たち子供にも、

「天国地獄なんて、俺は見た事ないから断言できんけど、もし、あったら困るだろう?

だから、保険だと思って、悪いことはしないようにしておくのがいいんだよ」

と、分かりやすく教えてくれたなあ

懐かしいなあ、



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