ちびっこたち頑張る！

今日は剣道の級審査

一番下の６級から２級までのランクの審査です。

６級はだいたい２年生、それから５級が３年生といった感じで進み、

６年までに２級か１級になるのが普通です。

ということで、６級、５級、は審査デビューがほとんど、

いつもおチャラ気ている子たちが、凍り付いたような顔に成っているのがこのあたり。

この辺の子たちの一番の悩みは、面の紐をうまく結べない処。

特に、面をかぶって後ろで紐を結ぶのは、小さい子たちには至難の業なのです。

でも、これを一人でやらないと受験資格がないので、

稽古はもちろん、自分で紐を結ぶ練習を泣きながらやって、ようやくこの日を迎えたのです。

何とか自分で面をつけ、緊張でガッチガチになりながら

一生懸命打ち込んでいく姿はなかなか胸にジンと響くものが有ります。

今回は、絶対安心のはずの子が、緊張のあまりド下手だったり、

いつも手を焼いているポンコツが、意外にきちんとできてたり、

「審査あるある」満載でした。

うちはこのあたりではとても生徒数が多く、今回もいちばん多い受験者数でしたが、

全員合格でした。

落ちて泣く子を作らないために、鬼のようにどなりまくっていたSぴーと私。

合格発表の貼り紙の前で、小さいながらも泣いてる子や、

しょんぼり落ち込んでいた子が、両手でピースを作って、

ギンギンの笑顔で飛び跳ねているのを見ると、

疲れも吹き飛んでしまいます。

帰るときも、子供らは１００％自分の力で受かったように

大威張りで帰って行きました。　恩知らずめが