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2021年07月28日23:23

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【展覧会】STEPS AHEAD展(アーティゾン美術館)

アーティゾン美術館の新規収蔵作品お披露目展。カンディンスキーとミロがコレクションに加わったのならぜひ見たい!というわけで、美術館へ。
企画展ではなく常設展だし、日時指定制なので、鑑賞者は多くない。作品のジャンルが多岐に及び、館内も広いので、少ない鑑賞者がさらにばらける。涼しく、広く、静かな館内は、いつまでも滞在したくなるような雰囲気だ。普段は見ない写真や和物、現代アートの展示室にも足を運んでしまった。

私の今回の最大の目的は、カンディンスキーの「3本の菩提樹」。抽象画に到達する前の具象作品で、鮮やかな色づかいが夏の強い日差しを感じさせる素敵な作品なのだが、「3本の菩提樹」がどこにあるのかが分からない(笑)。手前の道に落ちている影や、建物の奥の大きな茂みから木を想像するということなのだろうか。それに、中央に描かれている木はそもそも菩提樹なのか?

そのほかに興味深かったものは以下のとおり。

マルセル・デュシャンの箱3点:
ガラクタにしか見えないし、かさばるし、自宅の物置から出てきたら迷わず捨ててしまいそう・・・(汗)。

ジョゼフ・コーネルのコラージュ:
初めて名前を見るアーティスト。おしゃれなコラージュに目が釘付け。

アンリ・マティスの「ジャッキー」:
ためらいのなさが際立っている。描くのに1分もかかっていないのではないだろうか。
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