mixiユーザー(id:7324450)

2019年12月14日17:07

185 view

令和のレドメイン家

フォト

フォト

「赤毛のレドメイン家」の新訳版を見て驚く。先日の須磨保更新以来、フェイスブックに入れなくなって東京創元社情報も見なくなったので。
この古典名作新訳シリーズでも、女性訳者の起用ですね。
左の従来本は中学か高校の頃買った宇野利泰訳本。
右の新訳版は新刊書店で立ち読みならぬ立ち撮影。立ち読みもしませんが、「ピーター・ガンス」が「ピーター・ギャンス」になっていて驚く。僕は「塩原多助一代記」は知らないのですが、「○○でがんす」という言い方は「怪物くん」のオオカミ男で知りました。と言っても、それを元歌にレドメインの替歌を作ったわけでもないです。「名月赤城山」でも替歌はない。「赤城の子守唄」は歌詞に「赤城」という言葉が出てこないので、「赤毛のレドメイン家」や「赤髪連盟」の替歌の元歌にするのは難しいが、令和の天才なら可能なのか。
ところで、創元推理文庫の「赤毛のレドメイン家」と言えば最重要なのが、フロントページ江戸川乱歩の紹介文ですが、それは令和の御代でも継続でした。
あの万華鏡文にはしびれますね。
僕も探偵小説替歌に凝っていた頃には、1・まず耳で聞いてワッハッハと爆笑でき、2・歌詞を目で見てナルホドと感心して、3・その後に何日かしてから万華鏡が最後の絢爛たる光景を見せるような替歌を作りたいと思っていましたが、やはり未だしです。やはり努力も能力も足りないのでしょうね。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する