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2020年07月26日12:53

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中国や韓国や台湾は日本を好きだよ

 中国や韓国や台湾は大日本帝国が嫌いなだけであって、今の日本は好きです。それじゃ駄目なのですかね。


■中国でも加速するジャニーズ人気 嵐、KinKi Kids、Snow Manファンに聞く彼らに惹かれた理由
(リアルサウンド - 05月23日 12:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=6092654

 ジャニーズのアイドルといえば、筆者自身「テレビやCMをはじめ、毎日どこかで目にする日本を代表するアイドル界、芸能界のホープたち」という目線で見てきた。中国の芸能人と比べると、写真や映像などが厳しく管理されているようで、敷居の高いイメージを持っていた。しかし、だ。そんな私が、ジャニーズの動画にどっぷりハマってしまったのだ!


 以前、中国のアイドルオーディション番組にはまり、推しメンを密かに応援し、番組の収録現場まで取材に出向き、関係者や中国の追っかけに取材した模様はここで書いた(中国アイドルと韓国アイドルの違いと魅力は? NINE PERCENT ノンノンの現地ファンに聞く)。今度はまさか、あのジャニーズの虜になってしまったのだ。心のどこかで「ダメだ。ジャニーズはダメだ。とんでもなく熱烈なファンがいるアイドル。気軽に追っかけてしまっては失礼だ」と思いながらも、「ジャニーズ、なんかイメージと違う?! どんどん変わっている!」と今になって気づき、連日、動画を見てしまっているのだ。


 「ジャニーズ」は中国語で「杰尼斯」。発音は「ジエニースー」と「ジャニーズ」に近い音になっている。中国のメディアもこの「杰尼斯」を使って情報を発信している。また、中国にも熱烈なジャニーズファンがとんでもなく沢山いるらしい。なんたって、総人口14億人、20代、30代だけでも4億人いる国なのだから。


 中国では、中国版Twitterと言われるWeibo(微博)で芸能人がつぶやき、写真や動画をあげてファン獲得に懸命だ。しかも、事務所が運営するアカウントだけでなく、個人のアカウントも持ち、プライベートな写真や動画を発信したりしてファンたちを喜ばせている。木村拓哉が2018年12月にWeiboを開設するやいなや、中国でも話題になった。中国の芸能界にも熱烈なキムタクファンはいて、その芸能人が日本語で「木村さん、こんにちは!……(中略)ずっと好きでこれから先もずっと応援しています」と木村拓哉をメンションしてつぶやいたことも話題に上がった。木村拓哉のフォロワー数はどんどん増えていき、5月20日時点で249万人超え! このように、中国でビジネスを展開するには、Weibo開設はマストだ。


 木村拓哉以外でWeiboにアカウントを持っているジャニーズメンバーを調べてみると、嵐、Snow Man、山下智久がいる。嵐は5月20日時点で投稿数は54と少ないので、約30万のフォロワー数は中国においては決して多くはない。しかし、今年4月に北京で開催予定だったコンサートの中止を、5人全員が揃って中国語を交えて報告する動画があがったことは、中国のメディアも取り上げていた。今年1月にCDデビューを果たしたSnow Manは、5月20日時点で投稿数116。すでに92万人以上のフォロワー数でデビュー前からのファンもいると聞く。山下智久は175万人以上のフォロワー数で、中国の芸能人との写真もあげたりしていて、不動の人気といった感じだ。


 嵐のフォロワー数と他のジャニーズタレントのフォロワー数を比べて「中国にはそれほどファンはいない?」という思い込みはとんでもない。4月に開催予定だったコンサート会場は、2008年の北京オリンピックのメイン会場だった通称「鳥の巣」と呼ばれる北京国家体育場。8万人の収容が可能ということからも、中国にも熱烈なファンが多くいることが伺える(もちろん、日本をはじめ、海外からもファンは駆けつける予定だったのだろうけれど)。


 中国では2018年は「アイドル元年」と言われ、2019年以降は「戦国時代」に突入し、どんどん新しいアイドルが誕生している。しかし、日本のアイドルも依然として人気なようでちょっと嬉しかった。それでは、中国のジャニーズファンたちは、実際、彼らのどこに惹かれ、どんな追っかけをしているのだろうか? 興味を持った私は早速、インタビューを行った。


(関連:嵐×R3HABコラボは、中国のファンベース拡大のポイントに? 「Turning Up」リミックス版を解説)


■「嵐が私の未来を変えてくれた」


 「松本潤君に興味を持って嵐ファンになって、去年、日本に留学に来たばかり」というのは、1996年山東省淄博(しはく)市生まれの女性Y。慶應義塾大学大学院に入学したばかりだ。なんと、日本語能力試験を180点満点の満点で合格したのだとか!「嵐の番組を中国語の字幕なしで理解したいと思って日本語の勉強を始めました」独学で日本語の勉強を始め、留学を考えるまでになったのは、嵐のおかげと語る。もちろんファンクラブにも入会し、初めて嵐のコンサートに行ったのは、2018年から2019年にかけて行われたデビュー20周年記念ツアー。Y同様、嵐のコンサートのために中国から来日するファンは多いようだ。


 2019年5月、北京から札幌のコンサートも見に行った。乗った便はほとんどが嵐ファンの女性でいっぱいで、新千歳空港に着くと空港スタッフからは「嵐ですか?」と誘導された。嵐のコンサート開催期間中、ホテルは取りにくいらしい。Yは中国各地の嵐ファンと一緒に民泊を利用した。「初対面の人ばかりだったけど、嵐ファンということから信頼関係があるので全然気にならない」。来日1回の度に、航空券、ビザ、宿泊場所を手配する。航空券だけでも安くて往復3500元(約52,500円)はかかる。Yのような学生からしたら、大きな出費だ。なので、コンサートの1日だけでなく数日間滞在し、嵐を存分に楽しみ尽くす。せっかくはるばる来たのだから、しっかりと日本で嵐を体感したいということなのだろう。


 そこまで人を虜にする嵐の魅力はどこにあるのだろうか。Yはこう語る。「嵐は5人一人一人が個性的で、それぞれの特徴を活かして活動しているんです。例えば、松潤、彼の場合はコンサートの企画をしたり衣装も担当したり。また、5人のグループとしてのまとまりがすごいんです!」彼女の興奮気味な話を聞いて、改めて嵐の出演番組やライブ動画を見てみた。嵐はお子さんからご年配の方まで、みんなが知っているグループ。彼らが出演する番組は、どれを見てもどこか安心するし、ほんわかした気持ちになる。また、番組越しからも5人の自然体な関係性が見て取れる。これも嵐の魅力なのかもしれない。


 Yが中国にいたある日の夜、疲れて帰宅した。本当は寝たいけれど、勉強をしなければならない。その時、気分転換に嵐のライブを見た。気がつくと、涙が出ていた。「私も頑張らなきゃって思ったんですよね。ジャニーズのアイドルとファンって、お互いに優しい関係性でつながっているんだと思うんです」。お互い、相手の気持ちを分かり合いながら前に進んでいる、そんな関係性なのだという。


 嵐を好きになっていなかったら、日本への留学だけでなく、日本に興味を持っていなかったかもしれない。「嵐が私の未来を変えてくれたんです」。そんな彼女も東京で学生生活がスタートし、引き続き嵐を追いかけている。ただ、中国にいる親はアイドルに夢中になりすぎることをよく思っていないので、黙って自分の生活費を節約して応援に当てている。残念ながらキャンセルになった嵐の北京コンサートは、4月に開催される予定だった。4月に入り、自分を慰めるためにお寿司をデリバリーした。「普段は自炊で、ほとんどデリバリーは頼まないんですけどね」。


■堂本剛、向井康二の虜になった中国ファン


 Yを紹介してくれた1992年山東省臨沂(りんぎ)市生まれの竹子(仮名)もジャニーズのファンだ。ずっと追いかけているのはKinKi Kids。彼女の場合は、まず日本のアニメ、漫画、ドラマに興味を持った。大学では日本語を専攻し、次第にジャニーズのアイドルにはまっていった。


 2016年、偶然、KinKi Kidsのコンサート映像を見る機会があった。とにかく音楽がいいと思った。一瞬にして、彼らのファンになり、その翌年、京セラドームで開催されるコンサートを見るため、ファンクラブに加入し、中国から大阪に飛んだ。それ以来、KinKi Kidsを追いかけている。「キンキは他のジャニーズのアイドルとは違って、アイドルっぽくないというか、自分たちで作詞作曲も手がけますし、アーティストみたいな感じなんです。そこに惹かれました」。


 2017年9月、映画『銀魂』の実写版が中国でも上映された。中国では上映期間中、出演している俳優のファンたちが、中国各地で映画館を貸切り、ファンを集めて鑑賞会を企画したらしい。当時、深圳(しんせん)で生活していた竹子は、深圳では誰も企画していなかったので、「だったら私が」と、映画館を貸し切りにして、出演していた堂本剛ファンと一緒に映画を鑑賞する場をセッティングした。Weiboで呼びかけると100名ほどのファンが集まった。


 「2017年は一番キンキにお金をかけたと思います。200万円くらいでしょうか。全て自分で稼いだお金です。両親は追っかけしていることは知りません」。コンサートの度に来日し、グッズも買い、彼らの出演する番組はもちろん見逃さない。KinKi Kidsの応援を続ける過程で、中国、日本、両国のファンとの交流も増えていった。「追っかけで知り合った人とは、本当に分かり合えるんですよね。学歴、性別、年齢も関係なく、好きなアイドルという共通があって、それだけで悩みなどプライベートな話もできるんです」。


 1992年広東省広州市生まれのUmi(仮名)は、現在、上海で会社員をしている。日本での留学経験も生活した経験もないが、日本のアニメやドラマがきっかけで日本に興味を持ち、次第にジャニーズのアイドルを追いかけるようになった。


 そして、日本語も独学で勉強するようになった。「中学生の時、中国でもKAT-TUNや山Pが人気でした。その後、嵐も大人気に。中国では嵐の情報が多かったので、私も自然と嵐の動画を見る機会が増えていきました。嵐のなかでも櫻井翔君のファンになったのがジャニーズの始まりですね。その後はV6のファンになって、今はSnow Manの向井康二君のファンです」。


 話を聞いていると、ジャニーズのアイドルを好きになる前は、特にアイドルや芸能人には興味がなかったらしい。それほどまでに、Umiを虜にしたジャニーズの魅力は何なのだろうか? 「あくまで私自身が感じることなんですが、ジャニーズのアイドルは、歌やダンスだけでなく、バラエティもうまく回していけるし、ドラマや映画での演技も素晴らしい。他のアイドルと比べると突出している部分が多い気がするんです。深みと多面性を感じます」。


 2015年横浜アリーナで開催されたV6の20周年記念ツアーに行ったのが、初めての生ジャニーズ。中国でもコンサートやライブに行ったことがなかったので、今でも印象に残っている。「とにかく感激しました。舞台美術とかライトアップとか全てがかっこよかったし、ライブ感にすっかりハマってしまいました。何回でも見られるなって」。


 その後、『滝沢歌舞伎』を見に行ったり、ジャニーズJr.のコンサートに行ったりもした。コンサートのために来日するたびビザを取得して、航空券、宿泊と費用はかかるけれど、何より元気をもらえることは何にも代えがたい。学生の時は、自分が使えるお金を工面して応援に当てていた。向井康二がSnow Man以前に所属していた関西Jr.のコンサートは、一番前の席で見ることができた。「向井君がJr.時代から頑張っていたのを見てきて思うのは、努力は報われるということ。私自身も生きる糧になります。デビューできて良かったねと思うと同時に、多くの人に知られてしまうという、ちょっとした寂しさみたいなのもあるかな」。


■アジア全域アイドル戦国時代に突入?


 「中国のアイドルには興味ないの?」ここ最近、中国のオーディション番組の影響からか、日本でも中国アイドルのファンが増えている。自国のアイドルには興味はないのか、純粋な疑問として3人に聞いてみた。「中国や韓国のアイドルは、どことなく遠い存在って感じがするんです。化粧をバッチリしていて、自分の世界とははるか遠い場所にいる人たちという感じ。でも、ジャニーズのアイドルは、親近感があるんですよね」。それが3人共通の回答だった。また、Umiはこうも語る。「ジャニーズのアイドルは、中国や韓国のアイドルと比べると歌もダンスも飛び抜けてすごい、揃っているというわけではないのかもしれないけれど、それがまたいいんだと思います。それに、個性やキャラを生かしたグループを生み出している。いろんなタイプの男の子が所属しているから、多くの女性が自分のタイプのジャニーズアイドルにハマるんじゃないでしょうか」。


 確かに、中国アイドルは韓国の影響を受けて男性も白塗り、アイシャドーや口紅もバッチリという人が多い。合わせて、服装も髪型も似ていて、誰が誰だか見分けがつかないということもあったりする。その点、ジャニーズのアイドルはメイクもナチュラルだし、髪型や髪色も一人一人個性が出ていて誰が誰だか私でもわかる。また、中国のアイドルオーディション番組を見ていても、ダンスは「揃える」ことが強調されている。


 ジャニーズ事務所は、1962年設立。これまでに数多くのアイドルを輩出してきた。一方の中国は歴史背景もあり、アイドルの歴史はまだまだ浅い。ジャニーズ事務所の運営方法を参考にしている中国の事務所もあると聞く。その事務所からは、独自に育てた男性アイドルグループがデビューしており、今では中国のアイドル界のトップをいく。今後、韓国や日本とは違う中国らしいアイドルがさらに多数生まれるのか、またはその方向に向けて新たな動きが出るのか、その点も興味深い。


 中国は2019年以降、アイドル戦国時代に入ったと書いたが、今はもしかしたら「東アジアアイドル戦国時代」なのかもしれない。ジャニーズからデビューするグループが誕生するだけでなく、去年、日本でも『PRODUCE 101 JAPAN』から新たなアイドルグループが誕生し、『Nizi Project』からもグループが誕生予定だ。いや、中国や日本の若い子の中には、タイのアイドルに夢中な人もいると聞く。こうなったら「アジア全域アイドル戦国時代」か。最後に誰が天下を取るのか?! まだまだ、この戦いは終わりそうにない。(小山ひとみ)
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