救仁郷家ルーツ　その４（完結）

「飯隈山飯福寺」は最盛期には２８もの僧坊があり、私こと「あやしい分析屋」の祖先は「救仁郷朝元」から５代後の第41世「救仁郷朝幸」の三男、「救仁郷朝昭」から始まる「中之坊」と言う僧坊の家系と聞いています。

「飯隈山飯福寺」跡から北西に400m程の所に「飯福寺別当本坊の墓所」があり、江戸期の歴代別当の他、一族の墓が多数存在しますが、じっくり見る時間が無く「中之坊」系統の墓石があるかは確認出来ませんでした。

　
　　「飯福寺別当本坊の墓所」

本家「蓮光院」はさすがに別当であり、色々な記録や、現在東京に住まわれている御本家の方が書かれた「救仁郷家概史」（絶版）にも家系図が掲載されていますが、我が家「中之坊」系統は明治初頭以前が良く判りません。
「救仁郷朝昭」から維新に至る家系図があったそうですが、明治維新で東京に出たのち、貴重な資料だからと鹿児島の尚古集成館に寄贈してしまったとのこと。
問い合わせしましたが、数多くの収集品に埋もれて直ぐには判らんとのことでした。

以上、救仁郷家ルーツのお話し、完結であります。

おまけに錦江湾越しに望む桜島の風景をどうぞ！