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2019年03月26日16:55

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国語能力が低い(担当者)

賛否両論あるようだし、私自身にも(賛否)両方の気持ちがある。
ただ、ひとつ言えることは、どうもこの「担当者」の国語能力(およびそこから発生するコミュニケーション能力)が低いようだ、ということ。

まず全体としての高圧的な文体が、「敢えて」ガツッと言うという意図を含むにしても、直接の名宛人に対する(立場の違いがあるにせよ)敬意と礼を欠くために、心情的に素直に受け取られない、すなわち正しく効率的に届かないだろうし、またその他の(その文章を読むことのできる立場にいる)者に与える印象が悪い。つまり、書いた本人および彼の属する組織が損をする。


何より(国語力の低いことを示す)具体的な例として、

> また、「運良く引っ掛かりました」という採用者の投稿には、「『引っ掛けた』つもりはありません。その表現は、あなたに期待して採用する側としては、いかがなものかと考えます」と返信。

という部分。
「ネット上の批判」の例として挙げられている

>「引っ掛けるって悪い意味に捉える意味が分からない」

というコメントの通りだが、この「引っ掛かりました」を「引っ掛けた」に対置されるものとして捉えるのは、完全に間違い。
内定者が「引っ掛かった」のは組織や採用担当者が「引っ掛けた」罠の犠牲になったのではなく、どこかの、彼(女)が希望する就職先に拾ってもらえた、「引っ掛からずに」スルッと通り抜けて落ちてしまわずに、「しがみついてそこに留まることができた」意味であるのは明白。しかも「運良く」とわかりやすく付記されているのに。

言葉に、言葉でもって、しかも優越的立場から、公開の場で、説諭なり批判なりをするのであれば、最低限そのくらいは気を遣ってほしいし、「よく考えて」それでも結果がこれなのであれば、それは能力が低いとしか言いようがない。


■採用内定者のSNS投稿に笠松競馬場が公開説教 「研修で何を聞いていましたか?」「はっちゃけの予告をされると警戒しかありません」
(BIGLOBEニュース - 03月26日 12:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=5553975
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