みんなのミュシャ展

　今日昼ぐらいに少し時間が出来たので近代博物館で行われている「みんなのミュシャ」展に行ってきました。

　また自転車をピュ〜っと走らせて行ってきたのですが、今日の京都は朝からかなり冷え込んでおり今シーズン初めてダウンジャケットを着こんで行ったものの、天気予報では雨が降ると言っていたのに晴れ、思った以上に日差しがあり博物館に着くまでに少し汗ばんでしまいました。

　しかし、雨が降らないのは本当にありがたいので、「贅沢言ったらアカンな」っと少し反省しつつ博物館の駐輪スペースに自転車を止めさせてもらい館内へと歩を進めました。

　受付でチケットを購入し、展示が行われている4階までエレベーターで上がり早速展示を観て行ったのですが、今回のこの「みんなのミュシャ」展はミュシャだけでなく、ミュシャに影響を受けたアーティストや漫画家さんの作品も展示されており、4階の展示室はミュシャ、続く3階の展示室はミュシャ＋アーティスト・漫画家さんといった感じの構成になっていました。

　という訳でまずはミュシャの作品を観て行ったのですが、やはり美しいだけでなくポスターや本の表紙といった宣伝というか人の目をきちんと引くデザインになっている事に感心させられましたね！

　そして、スケッチや下書きなども展示されており、その中でもとても小さくポストカードぐらいの大きさしかないメモの様なスケッチがあったのですが、それに描かれていたバレエの練習風景が単純な線だけで構成されているのにバレリーナの動きを的確に捉えており、ミュシャには斬新なデザインや色使いだけでなくしっかりとしたデッサン力もあったのだと改めて感心しました。

　「やっぱりミュシャ凄いなぁ〜」っと感心しつつ4階から3階へと移動し、今度はミュシャに影響を受けたアーティストなどの作品を観て行ったのですが、これがまたなかなかにカッコイイ(o＾艸^o)

　特にグレイトフル・デッドのレーコードのジャケットが色使いなども含めてかなりお気に入りになりましたよ( ^ー゜)b

　あと、今回の展覧会のパンフレットの表紙にもなっている「ヒヤシンス姫」とＯＺの表紙が、向こうが透けて見える薄い布にセピア色で印刷されたタペストリーが天井から吊るされており、「これメチャクチャ良いなぁ！」っと思い観ていると、横におられた博物館の方が、「これ展示物ではないんですが、今回の展覧会に合わせて製作し、先に行われた東京の会場に展示した所非常に評判が良く、こちらの展覧会でも吊るす事になったんです(^-^)」っと教えてくれ、「えっ！そうなんですか！」と驚きつつも、「これ展示物じゃないんだったらメッチャ欲しいですわ〜！ミュージアムショップで売らはったらエエのに、コレ売ってたら絶対買って帰りますよ！！」っとその出来の良さに思わず口をついて出てしまいました(o＾艸^o)

　まぁ、どうやら権利の関係上、グッズとして売る事は難しいようなのですが、もしこれが2万円ぐらいまでで売られていたら絶対に買ってしまったでしょうね！

　少し残念に思いつつ続く展示を観ていくと、雑誌の「明星」や与謝野晶子の「みだれ髪」といったものや水野英子さんや山岸凉子さん、天野喜孝さんや出渕裕さんのイラストがコメント共に展示されており、「本当にミュシャは様々な人達に影響を与えたのだなぁ」っと驚くと共にまた感心させられて展示を観終りました。

　大満足で展示室を後にしミュージアムショップで図録などを購入したのですが、この図録のデザインというか色使いが、ピンク色の下地に絵はゴールドの輪郭線という図録としてはなかなか斬新なものになっており良かったですし、姪っ子のお土産用に購入したミニポスターもトレーディング形式になっており、箱に描かれている12種類のいづれかが封入されていて、開けてみるまで何が入っているか分からないというのが面白いと思いましたね( ^ー゜)b

　最後まで楽しめた近代博物館を後にし帰路に着こうかと思ったのですが、少しだけ錦市場の方に寄り道し、最近また販売を再開した三木鶏卵の玉子パンとクリームパンを昼ご飯代わりに買って帰りました(^-^)

　家に帰りコーヒーを淹れて頂いたのですがやはり美味しかったですね(o＾艸^o)

　ちなみに今日は買ってこなかったのですが、黄味餡ぱんも美味しいのでおススメです( ^ー゜)b