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2019年06月26日18:57

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タラブックスとトプカプ宮殿展 その2

 昨日の日記の続きです。

 細見美術館を後にし、今度は「トプカプ宮殿展」を観に近代美術館へと移動しました(まぁ、移動と言っても信号にさえ引っ掛からなければ自転車で2分もかからないぐらいの距離なのですが(汗))。

 近代美術館に到着し、駐輪スペースに自転車を止めさせてもらい早速チケットを購入して館内に入ると、普段はエレベーターで3階まで行ってそこから展示室に入り展示を観て行くというパターンなのに対し、今回は最近たまにある正面の階段を3階まで上っていき、そこから展示室に入って観て行くという形になっていました(ちなみにエレベーターで3階まで行っても展示室に入れるようにもなっていました)。

 という訳で荷物をロッカーに預け、階段下でチケットをもぎってもらいトコトコと階段を3階まで上がって展示室に入るとしょっぱなから、「なんじゃこりゃ!?」っと思ってしまう程凄い物がバンバン展示されているΣ( ̄□ ̄;)

 ちなみになのですが、このトプカプ宮殿展は以前今回と展示内容は違うものの、三条高倉の文化博物館の方でも行われた事があり、小さな頃から親に連れられてこうした展覧会を観にたまに行っていたものの、この時のトプカプ宮殿展を観に行った事で、「世の中にはこんなに自分の知らない綺麗で凄い物が沢山あるんやなぁ!!」っと感動し、今の様に自主的によく展覧会などを観に行くようになったんですよ(^-^)

 という事で、私にとってこのトプカプ宮殿展というのはメモリアルなもので、今回行われるのを知った瞬間、先のタラブックス展よりも「これは絶対に観に行かなアカン!!!」っとなり出掛けた訳です(o^艸^o)

 そんな訳で話が少し前後してしまうのですが、期待感に胸を膨らませて展示室に足を踏み入れると、先にも書いたように、その期待を一瞬で凌駕する「なんじゃこりゃ!?」っというものばかりが展示されていました!!

 特に驚かされたのが、柄の部分が全てエメラルドで出来ているという「スルタン・メフメト4世の宝飾探検」と、これまた柄の部分が全て翡翠で出来ている「宝飾手鏡」で、単純にこれだけのエメラルドなどを使っている点にも驚かされるのですが、それに負けない程装飾の細工が素晴らしく、その高い技術と、こういった手間の掛かる細やかな細工に対し、決して手を抜かない民族性のようなものに今回も非常に感動させられましたよ( ^ー゜)b

 こういう事を言うとイギリス人に怒られるかもしれないですが、大英博物館のものやなんかは、結局のところ他所からパクってきたものを恥ずかしげもなく、「どうだ!!大英帝国はこれだけのものを世界中から集めてきたんだぞ!凄いだろう!!」っと自慢している感じがするのですが、国としては無くなってしまったかもしれませんが、「こうした素晴らしいものを自国できちんと作り出す事の出来たオスマン帝国というのは本当に凄い国だったんだなぁ」っと改めて尊敬の念を抱きましたね!

 という事で、先の短剣だけでなく、本当に「凄いなぁ!凄いなぁ!よぉこんなん作ったなぁ!」っと感心させられるものばかりで、今回のトプカプ宮殿展も”凄い!!”の一言でした(^-^)

 あと、普段コレクション展を行っている4階の展示室が今回このトプカプ宮殿展の第二展示室として使われていたのですが、そこに明治時代に友好の証として日本からトルコに送られた1・5m程ある七宝の壺や竹の飾り棚が展示されていたのですが、それらが日本人としての欲目もあるかも知れませんが、先に観て「凄い!凄い!!」と感心していたトルコの品々と比べても全く遜色のない素晴らしい一品ばかりで、「あぁ、こういう物がきちんと作れる日本って国もやっぱり素晴らしい国やなぁ(^-^)」っと改めて日本人である事に誇りを持てる気がしましたね( ^ー゜)b
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