mixiユーザー(id:7286599)

2019年03月20日20:06

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フンコロガシ

 先日ワイルドライフを観ているとフンコロガシが紹介されていた。

 ご存知の通り動物の糞を玉にしてコロコロと転がし、それを食料としたり繁殖に使ったりする虫なのだが、一見ちょっと汚い感じのするこの虫をよく見てみると、同じ甲虫のカブトムシやクワガタの様なカッコイイ形をしているものや、高級車に使われるマジョーラカラーの様な美しい色をしているものがおり観ていて非常に面白い!

 興味を持ちよく見てみると、糞を地面に開けた巣穴の中に入れてまたその穴から這い出してくると、先程まで汚れていた体がかなり綺麗になっていた。

 地面の中で土と擦れてそうなっているのでしょうが、あれだけ簡単に汚れが落ちるというのはカタツムリの殻と同じ様に体表面の構造に何か汚れが落ちる秘密があるんじゃないですかね(おそらく餌が糞である以上、カタツムリ以上に汚れに対して強くなければ雑菌などで本人(本虫)?がやられてしまうでしょうし、こうした汚れの落ちやすさというのは死活問題になっているような気がします。)?

 先のカタツムリの殻の構造に似せて作り、雨などが降ると自動的に汚れが落ちるタイルが開発されていたと思うのですが、フンコロガシの体表面を研究すれば更に汚れの落ちやすいタイルなどができるんじゃないかと期待してしまいました。

 あと、フンコロガシの種類によって好む動物の糞が違うという事と、フンコロガシやハゲワシが糞や死体の処理を行う事によって、病原菌の蔓延を防ぐというのが紹介されていたのですが、それを観て、以前何かで糞虫は高い免疫力を持っているというのを聞いた事があり、先の体表面も雑菌対策の一つとするのならば、糞によって集まってくる糞虫の種類が違うのは好みとかではなく、その糞の持っている雑菌などに対しての耐性を身につけた糞虫がその糞を専門的に処理しているのではないかと考えました。

 こう考えると、もしかするとジョジョの奇妙な冒険に出てくるスタンド。パープル・ヘイズの殺人ウィルスにまみれたブロックから生まれたヘビがウィルスの耐性(ワクチン)を持っていたように、エイズウイルスを持っている猿の糞を専門に処理している糞虫は、エイズウイルスに対しての何らかの耐性(免疫)?の様なものをもしかすると持ってるんじゃないですかね??

 まぁ、哺乳類と昆虫では発症する病気がまるで違うので、そんな耐性を持っていなくても全く大丈夫という可能性も高いのですが、この方式が当てはまるのであれば、エボラの宿主と言われているコウモリの糞を専門としている糞虫を調査すればもしかすると何かしら役に立つものが見つかるんじゃないかと思ったのですが、発見の可能性と、調べに行ってエボラウイルスに感染する可能性を天秤にかけると、ちょっとというかかなり分が悪い感じがするのでためらってしまいました(汗)
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