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2019年10月17日07:24

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10/13 ウィドマン+内田 ブラームス、ウィドマン、シューマン、シューベルト

BRAHMS, WIDMANN, SCHUMANN JÖRG WIDMANN Clarinet MITSUKO UCHIDA Piano PROGRAM JOHANNES BRAHMS Sonata for Clarinet (Viola) and Piano in F minor Op. 120/1 ALBAN BERG Four Pieces for Clarinet and Piano Op. 5 JÖRG WIDMANN Fantasy for Solo Clarinet FRANZ SCHUBERT Impromptu in C minor D 899/1 JÖRG WIDMANN Sonatina facile for Piano ROBERT SCHUMANN Fantasy Pieces for Clarinet and Piano Op. 73

トップクラリネット奏者でもあるウィドマンと内田光子のデュオ、今回は(自作を挟むも)基本的にドイツロマン派。
ウィドマンのクラリネットに文句を差し挟むつもりはないのだが、ただ、こういう作品になると、若干表現の面で引き出しの少なさが気になる。すぐにフォルテッシモに頼りがち、と言う感じで。もちろん自作自演は究極の正統派の演奏なのだが(当たり前か)、今回のプログラムの中では箸休め程度。

対して内田光子は絶好調。聴衆を否が応でも惹きつける強烈な集中力を全開。この人、年を取るごとに良い演奏と悪い演奏の差が激しくなってきている気がする。そういう演奏家のアタリ時ほど美味しいものは無いので、今期も彼女に通うか…

アンコールはメンデルスゾーンのクラリネットソナタ1番(だっけな)の緩徐楽章。ここに至ってようやくウィドマンも落ち着いてきて、後ろ髪を引かれるようなリサイタルの締め。


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