NHK交響楽団
第1932回定期公演
2020年1月22日(水) 19:00開演 サントリーホール
指揮:ファビオ・ルイージ
ソプラノ:クリスティーネ・オポライス
NHK交響楽団
ウェーバー:オペラ『オイリアンテ』序曲
R.シュトラウス:4つの最後の歌
R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40
1、ウェーバー
これば本当にN響かと思うほど凄い音。弦など普段の倍の音量に感じる。金管も引き締まり
世界の1流オケに引けを取らない演奏だ。
指揮者の手腕とコンマスのキュッヒルの影響だろう。
2、4つの歌
オケは1曲目同様充実した響きを奏でる。特にホルンが好調だった。
そしてソリストには全く忖度せず、忠実に音楽を作り上げる。
ソリストは大変な美貌ではあるが、声量に乏しく完全にオケに埋没してしまった。
3、英雄の生涯
これもまた素晴らしい密度の濃い演奏。キュッヒルによるソロも力強かった。
とこどどころミスもあるが、まだまだ立派なものだ。
初稿ということで、最後の盛り上がりがなかったのは残念だった。
今日といい先日のマーラー2番といい、1月にして今年のベストコンサート候補が
2つも出てしまった。
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