セミヨン・ビシュコフ指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
2019年10月22日(火・祝) 18:00開演
サントリーホール
指揮:セミヨン・ビシュコフ
ヴァイオリン:樫本大進
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』より「モルダウ」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番より「ガヴォット」
(ヴァイオリン・アンコール)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
アンコール
エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36-9 「ニムロッド」
1、モルダウ
この曲の演奏にかけてはこれ以上のものはないであろう。
プラハのヴィシェフラッドから見たヴルタバ川の景色を思い出す。
2、チャイコフスキーVnコン
楽器から火花が出るような壮絶な演奏だった。徹頭徹尾緊張感が途切れることのない
見事な演奏だった。この曲を上手に弾くヴァイオリニストは多く入れど
これ程の音量を出せる人はそうはおるまい。
ここまででチケット代の元は取った気がする。
3、チャイ6
1楽章は素晴らしかった。昔よく聴いたカラヤン・ベルリンフィルの70年代の
演奏(レコード)を彷彿とさせるようなものだった。
2楽章以降は悪くはないが、1楽章ほどの感動はなかった。
それでも十分魅力ある出来だったと思う。
いつもながらチェコフィルは満足度が高い。
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