ツアーファイナルは今年も大阪フェスティバルホール。土曜公演だったので今年も昼夜参加。豊橋振替が前の週になったので立て続けになっちゃった感はあるけれど、これはこれで楽しいんですよね。
ファイナル公演、大好きな大阪！って何回も言っていて、本当に楽しそうに、お客さんにもいっぱい話しかけて、のびのびと自然体。そして、「今日は、平日の・・・」（土曜日！！と一斉にツッコミが入る）「土！曜日！のっっ！！お忙しい中」となにやら子供みたいなリアクション。「たこ焼き食べたもーん♪」って得意げに言ってみたり、なかなかファンの皆さんに甘えてるような感じが、このコンサートっていう場所が彼にとって本当に心許せる空間なんだろうなあ、なんて思えてきて、こちらも幸せな気持ちになります。
面白いのは、シングル曲メドレーの曲紹介で、やたらと曲の背景について事細かに説明してくれるところ。そういう風に具体的なイメージをもって歌っているんだとは思いますけど、「最後と決めた女だから」なんて、ふたりで一緒に住んで家賃がいくらで〜とかやたら細かい(笑)。「でも、相手のいやなところとかみえてきちゃったんでしょうねえ。・・・もっといいところを見て欲しかった！」って何の話(笑)。もはやそのへんの話が面白すぎて、冷静に歌詞を聴けない(笑)。そうやって笑わせておいて歌に入るときっちりその主人公の世界に切り替わるところがまたすごいんですよね。さすが。
新しいカップリング曲3曲歌うのは既定路線ですが、もう1曲の「hug」客席から、歌ってー！の声がかかるのは毎度のこと。しかし、ファイナルだからか？昼の部でそれを拾ってくれて、音源あるって、なんと歌ってくれるという大サービス。夜はもう普通に4曲続けて〜って感じで。きよしくんにとってもシングルにしたいくらいに気に入っている曲ということで、改めて、しみじみと歌詞に聞き入りました。
最近はわりと言いたいことを言えるようになってきたというきよしくん。先日のうたコン。五木さんとの「夜空」共演、五木さんからきよしと歌いたいってことで言われた曲があったようですが、それをきよしくんの方から「夜空」が歌いたいって言ったんだとか。その理由が「最初言われたのが知らない曲だったから」正直すぎるよ、きよしさん・・・(笑)。ちょっとその曲がなんなのか気になるんですけど！
このツアーのセトリもセットも衣装もこれで見納め。特に夜公演なんかは、ああ、ほんとにこれでラストかあ、としみじみと色々見つめておきました。オープニングの天使様の神々しさとか、びっくりしたけど最近やっと慣れてきたロックなきよし様とか、紫の貴婦人のうるわしさとか。歌の世界を表現するためにこだわりぬいた感のある今年のツアーの前半の演出がなにやらいとおしくて。これまでのツアーとはがらっと変わった印象がありますから、いつか振り返ったときにやっぱり特別な年だったと思ったりするんだろうなあ、なんてことも考えちゃったりもする20周年。でも、なによりも、このハードな構成のツアーを歌いきったきよしくん（まあ、色々はありましたけども）。魂を削るように1公演1公演歌ってくれて、本当にお疲れさまでした、という思いでいっぱいです。
♪冬のペガサス
♪碧し
♪メトロノーム
♪限界突破×サバイバー
♪見えんけれどもおるんだよ
♪百万本のバラ
♪愛の讃歌
♪ヨイトマケの唄
♪さすらい慕情
♪しぐれの港
♪最後と決めた女だから
♪みれん心
♪星空の秋子
♪最上の船頭
♪天地人
♪恋初めし
♪確信
♪hug
♪大丈夫
♪ちょいときまぐれ渡り鳥
♪大井追っかけ音次郎
♪箱根八里の半次郎
♪男の絶唱
♪白雲の城
♪勝負の花道
♪きよしのズンドコ節
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