いよいよ春分も末候となり七十二候は【雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)】
春雷は恵みの雨を呼び寄せるとか
先日の強雨で土は十分に潤っている
雨上がりの昨日
蕾が見えなかった翁草(オキナグサ)がいきなり開花 キンポウゲ科オキナグサ属
葉が出る前に花が咲く 寒冷地ではごく当たり前の出来事
第2弾の花は葉を伴って咲きだすかな
スミレも遅れてならじと次々と芽を出し首をもたげている
意外とフロンティアスピリットに長け 新天地開拓を旨とするスミレ
肥後菫(ヒゴスミレ)も例外にあらず スミレ科スミレ属
種を飛ばしてはちゃっかり居候を決め込む
肥後(熊本県)に限定したものではなく北海道・沖縄以外に自生しているスミレ
ちなみにこれは飛騨・高山より来たりしもの
ヒゴスミレの細葉は5裂
そして叡山菫(エイザンスミレ)は3裂
こ・・・これは5裂!
平塚菫(ヒラツカスミレ)? 南山菫(ナンザンスミレ)?
ロシアンオリーブの植木鉢に収まっている
庇を貸して母屋を乗っ取られた感ありあり
どの植木鉢にもスミレがちょこんと居座っている図
ちょっとユーモラス♪
雪柳(ユキヤナギ)がお米よりも小さな花びらを広げている バラ科シモツケ属
染井吉野(ソメイヨシノ)が散る頃咲きだすといわれているけど
ほぼ同時 もしくは先駆けてでは?
ほおらね
藤田川の桜 開花
午前中は1本だけ 午後から続々と咲きだしている
咲き始めの濃ピンクが何とも好ましい
さらに辛夷(コブシ)も モクレン科モクレン属
蕾の先端が北を差すコンパス・プラント(方向指標植物)
北はこっち
→
コブシが咲いたとあれば幣辛夷(シデコブシ)も モクレン科モクレン属
春の妖精たちはまだ序奏
これから本編 終奏は4月末頃だろうか
草が萌え出てはびこり 草取りが追い付かくなる
それもまた愉しからずや
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