人生の秋に見る秋
どうしてこんなにも美しいのだろう
年を重ねると見えてくるものが違うのであろうか
独活(ウド)の種 秋ならではのもの
ウコギ科タラノキ属
まだまだ紅葉もいけます
山法師(ヤマボウシ) ミズキ科ミズキ属
およそ考えられる秋色を全部持ってきて染めあげたよう
草本も草紅葉という言葉があるほど
美しく紅葉する
こちらは紅葉ではなく黄葉
桔梗(キキョウ) キキョウ科キキョウ属
いわゆる本家本元
これをみてキキョウとわかる人 少ないだろうね
この季節に咲く花もある
石蕗(ツワブキ) キク科ツワブキ属
斑入りの葉が見えるかな
品種は《浮雲錦》
葉の美しさを愛でるには場所を変えたほうがいいかも
来春に引っ越しだ
いまだに咲かないけど蕾もまたよし
磯菊(イソギク) キク科キク属
この律儀な姿はどうよ
懇切丁寧 理路整然 論旨明解
たかが菊と侮るなかれ
春のイメージが色濃い仏の座(ホトケノザ)
シソ科オドリコソウ属
秋仕舞いの畑によくはびこる
この愛らしさを春だけのものにしてはならないと
神様がお考えになったのか 神のみぞ知る
秋天にりんごの赤い実がよく映える
林檎(リンゴ) バラ科リンゴ属
品種は《未来ふじ》
温暖化でりんごの未来は不透明
いつの間にかシースルー鬼灯になってしまった
鬼灯(ホオズキ) ナス科ホオズキ属
地下茎を伸ばしてあちこちに顔を出す
ホオズキカメムシの宿主
見えますか 右上の葉裏の点々 カメムシの卵が〜〜〜
ホオズキを育てるのは止めてくれと言われる元凶はこれ
そして今年も始まった柿のれん
これもまた由緒正しき秋の光景
渋柿の皮を剥いて熱湯をくぐらせる
その後硫黄燻蒸をして干す
夫の一人仕事
私のやったこと 写真を撮っただけ
同権であっても同質ではないということで平和的分業
人生の秋 うまく擦り合わせていくとしますか
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