今日のカットは、京都 清源寺さんの十六羅漢像の中の1躯です。
これまでもアップしてきていますが、これだけ数があって、皆笑っておられるので、区別が大変です。
木喰上人が90歳を迎える時期、夏の暑さや冬の寒さの中でも、黙々と微笑仏を彫り続けた上人の思いはどのようなものだったのか、思いを廻らせながらの、下絵作りとカットです。
木喰微笑仏の切り絵は、2008年〜2009年前半の間に制作しています。
古本屋で見けて購入した地方美術館での「木喰展」の図録がきっかけで、木喰微笑仏の虜になります。
その頃、業務は結構忙しい時期でしたが、効率よく片付け、時間を見つけては行ける範囲のお寺に出向いて拝観、下絵を起こしてはカットする日々でした。
特に精神面でのデッカイ課題を背負っていたわけでも無く、ただただ「微笑」に憧れての創作行動でした。
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