大仏開眼（1727日目）

感染者数が指数関数的な増加を見せています。
特に感染経路不明率が高く、実質はこの数字の何倍もと見るべきと思います。
まずは自宅待機に努めます。

752年の4月9日、東大寺の盧舎那仏像の開眼供養が行われました。
743年に聖武天皇が世の中の平和を願って発願、745年から制作が開始され７年の歳月をかけて完成します。
延べ260万人が携わっての完成とされ、ある研究では建造費は現在の価値にして約4657億円と言われます。国家を挙げての一大事業でした。
開眼供養の導師はインドの僧 菩提僊那で、聖武太上天皇、光明皇太后、孝謙天皇を初め、１万数千人が参列したとされます。
今日のカットは、観相窓から見る盧舎那仏像のお顔です。
以下の特別な日に開扉され、拝観できます。
1月1日 元旦
8月13日〜15日　お盆と万灯供養会
なら瑠璃絵の一時期

大仏さんが造られた当初の願い「世の中の平和」が戻る日が一日も早いことを祈念します。