先日、興福寺の五重塔が120年ぶりに修理をするとのニュースが流れました。
興福寺の近くで育った友人は、子供の頃五重塔に、壊れかけた垣根から入り、扉の隙間から入って、登って遊んでいたとのこと。
また、この塔は明治時代、廃仏毀釈の嵐に晒され、金属に目を付けた業者に買い取られました。その業者は、一番容易く金属を回収する方法として、燃やすことを考えたようですが、近隣住民から「類焼」の恐れがあるとのことで反対運動が起き、業者は断念したそうです。
反対理由に「文化財保護」が無かったことも、時代を感じます。
今日のカットは、興福寺の五重塔のポップアップカードです。
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