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2020年02月10日07:28

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紅梅

毎朝のウオーキングコースの梅林の紅梅は満開状態です。
また白梅もこの時期ではあり得ないほどの開花状態、さらに昨年末から咲き出した気の早いろう梅は、既にしおれ気味です。
ただ、ここ数日の寒さで「早まった!」って思っているかも。
今日のカットは、紅梅の一枝です。

先日、「植物の生き残り戦略」と銘打った番組を見ていて、初めて知ったことがあります。
他の植物に先駆けて花を咲かせる梅、これは受粉させてくれる虫たちを独り占めするための戦略とのこと。
また、花の数か異常に多いのは、たとえば、東京では歌舞伎町、大坂ではミナミ、札幌ではススキノと言った歓楽街が、まばゆいばかりのネオンで客を寄せ付ける戦略と同じとか。とにかく賑やか・楽しそうの雰囲気を演出して客を引き寄せるためとか。なるほど!
そのためには、街では大量の電力エネルギーを消費します。
梅の木も同じで、多くの花を咲かせるにはそれなりのエネルギーが必要です。
さらに、その花がすべて結実すると、木の負担が大きすぎて、大きな実に育たない。
でも、虫たちを誘惑するために、花の数は減らせない。さてどうするかですが、そこで打ち出した戦略がなんと「実のならない花」を紛れ込ませることでした。
つまり「めしべ」の無い花を混ぜて咲かせているのです。
この話を聞いた翌日のウオーキングで、ゆっくり観察してみました。
あります、あります、めしべの無い花が。
ざっとみたところでは、全体の1/4〜1/5ぐらいでしょうか。中心にあるべき、めしべがありません。
凄い戦略を編み出したものです。恐るべし梅の木の知力!
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