奈良市の喜光寺さんでは現在、弁天堂の秘仏のご神影「宇賀神像」が拝観できます(1月15日まで)。
お寺さんの説明では「長い髭をたくわえた老人の顔を持つ蛇がとぐろを巻き、首を持ち上げる姿」と説明があります。神秘的で不思議な像です。
ただ、私の眼には笑顔の若々しいお顔に映りました。
「宇賀」の名前の由来は、日本の神話に出てくる「宇迦之御魂神(うかのみたま)」とされます。
「うか」は穀物、あるいは食物を意味しますから穀物の神様のようです。
一方、仏教の神(天)の弁才天と習合したともされ、宇賀弁才天とも呼ばれることもあるそうです。
現世ご利益の神様で、商売繁盛のご利益があるとも言われます。
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