今日は今年最初の薬師縁日の「初薬師」ということで、新薬師寺さんの薬師如来像です。
この薬師如来さん、何度拝観しても、その眼の大きさに圧倒されます。
昔、初めて拝観したときは、ただただ驚くばかりで、「そんなに目を見開き続けて疲れません?」と問いたくなりました。
新薬師寺は、光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈願して創建した寺院です。
創建時は、60メートルもの長いお堂に7躯の薬師如来像がズラッと並び、十二神将が守護していたとされます。
スケールが大きすぎて、私の頭の中では想像(再現)するのは不可能です。
一方「聖武天皇が光明皇后の眼病の平癒を祈願して創建した。」との伝承もあるそうで、「眼」に注力された像があって然るべきとも思えます。
塑造の十二神将とその中心におられる木造の薬師如来の対比も面白いです。
ログインしてコメントを確認・投稿する