白い薔薇

今日の誕生花は「白色の薔薇」なので、バラのカットをアップします。
誰が見ても「真っ白いバラだ」と感じてもらうため、ハイライトを捉えるので無く、影を捉えたカットです。
名前の「Rose」は、バラを意味する古代ギリシア語の「rhodon」、あるいは赤色を意味するケルト語の「rhodd」が語源とされます。
日本語の「ばら」は、トゲのある植物の総称として「いばら」と呼んでおり、ここから来た（省略）ものとされます。

切り絵では同じモチーフをアングルなどを変えて複数の作品にすることがあります。
仏像で一番多いのは興福寺さんの阿修羅像で１７点、花ではバラが１２点とダントツです。
阿修羅さんは、見るアングル、光の当たり方で大きく表情が変わり、「切りたい」との気持ちが起きます。
バラは色も変われば形も大きく変化します。これにアングルや光の当て方の変化を加えると無限に近いモチーフになります。
おまけに庭や花屋さんで手軽に観察できます。
これからも切るネタが無いときは、トライして行きます。
バラだけで365日過ごすとどうなるか。
流石に私も飽きるでしょうし、見る側も「もういい！」ってなるでしょうね。