板垣退助氏

1881年の今日、10月18日に板垣退助氏らが中心になって、日本初の政党「自由党」が結成されました。なので今日のカットは、板垣退助氏の似顔絵です。
立派な髭がトレードマークなので、ほっそりした顔に髭を付ければ良いわけで、似顔絵にし易いお顔です。
子供の頃、百円札に載っていた肖像画が記憶に残ります。
氏は1882年の４月、岐阜での遊説中に暴漢に襲われ負傷したします。
そのときに叫んだ言葉「板垣死すとも自由は死せず」は有名です。

氏は、徹底した実証主義だったようです。
そのきっかけは、「蝦蟇の油を全身に塗ると水中で呼吸できる」との風説を実践したことから始まったとか。
友人と蛙を沢山捕獲し、煮て「蝦蟇の油？」を作って体に塗って、素潜りします。
でも呼吸は出来ず、迷信であることを実証します。
その他、神社のお守り札を便所に捨て、神罰が当たるか試したり、「うなぎと梅干」や「てんぷらと西瓜」などの食べてはならない食い合わせにも挑戦、何も起こらなかったことを実証したと伝えられています。

以下は、私の子供の頃の実践（？）ですが「ミミズに小便をかけると○ン○ンが腫れる」の迷信を試したところ、その晩きっちり腫れ上がって痛くて泣くはめに。
親があくる日、別のミミズを捕まえて綺麗に洗って治まったことがあります。
以来、私は風説・迷信の中には「本物」があるやも知れぬと無視することは控えています（笑）。