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2019年10月25日14:42

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自閉症児の次女、6歳の記録。

今月6歳になった次女。
ついに、5歳と言えないまま6歳になった。
「5歳です」と教えれば、その場でオウム返しして「5歳です」と言えるけど、
何歳ですか? と聞くと「4さいでおくが!」といつも返ってくる。
お父さんがしつこいぐらいに熱心に「何歳ですか? 6歳です」と言い聞かせたら、
今は「4さいでおくが6さいです」と答えるようになった。
記憶が更新されたのではなく、追加されたような感じだ。

そんな次女との会話は相変わらず成立したりしなかったり・・・・
一言二言で通じる指示は理解できることが多い。
わからないと、とりあえず「はい」と返事するので、その後唸り声をあげて拒否することがある。「いや」とか「やだ」とかの否定の言葉はあまり言えない。
目で見てわかる物の名前(名詞や簡単な動詞)は理解して言葉に発することができるものが多い。発音は時に不明瞭。
数の概念がすこ〜〜しわかったように見える。お菓子を3つ渡すと「3つ」と自分から言っている。
感覚や概念を表す言葉はほとんど言えない。そもそもどういう意味なのかわかってなさそうである。目に見えてわかる物でないと、判断が難しいようだ。
「いたい」というのは覚えた。転んだ時や強くぶつけた時など、「痛い? 大丈夫?」とよく次女に聞いていたから、そのまま覚えた感じ。ただし、何かに夢中になってる時にどこかぶつけて内出血が出来ていても、全く気にせず遊んでいることがある。どこまで「痛み」を認識してるか不明。
体調の悪い時の頭痛や腹痛を理解できるのか、そもそも感じることができるのか不明。熱が高い時に、頭痛い? と聞くと「いたい」と返答するが、痛くない? と聞いても「いたくない」と返答する。オウム返しで返ってくるから、言われた意味があまりわかってないんだろうと思ってる。

食事。
療育センターでの給食やおやつはいつも完食している。今日、誕生日会に出席後に一緒に給食を食べてきたが、少し嫌そうではあったが魚を食べてた。付け合わせのブロッコリーも食べていた。家では3年以上食べてない物だ。センターでは本当に頑張ってるようだ。
家では相変わらず、ご飯はふりかけかカレーが必要。パンはジャムが必須。肉はひき肉料理か揚げ物のみ(肉じゃがの肉は少し食べれるようになった)。野菜は人参・大根・玉ねぎ・トウモロコシ・千切りキャベツ(ピエトロドレッシングが必須)・トマト・じゃがいもぐらいだろうか? 海藻はワカメと焼き海苔を食べれる。
これだけ食べれればある程度のバランスは取れるが、いつも似たようなメニューばかりで正直ウンザリする。なので、時々面倒ではあるが、完全別メニューにすることもある。

排泄。
療育センターで時間誘導に従ってればパンツで過ごせる。家ではあまり誘導に従わず、またパンツを履かずにオムツを履きたがるので、オムツに排泄することも多い。
自宅の2階のトイレは、理由は不明だが絶対に近づかない。また、1階のトイレでも使用直後で水の流れる音やタンクに水が溜まる音が聞こえるうちは近づかないし、その音に気づいたら唸りながらリビングに逆戻りする。かなり嫌いな音らしい。

更衣。
ズボンはウエストの前部分にボタンをつけて「前」を意識させると自分で履けるが、脱ぎ終わったあと裏返しになってると戻せない。Tシャツの前後はわかりにくい。絵が描いてあるあるのが「前」だと理解はするが、着る前に服を持つとき絵が見えてると前後が逆に着れてしまうため、イマイチ1人では不安が残る。偶然ちゃんと持てたときは正確に切れる。
シャツをズボンに入れることができない。


5歳9ヶ月時の発達検査結果。
姿勢・運動領域:発達年齢3歳1ヶ月 発達指数53
認知・適応領域:発達年齢2歳10ヶ月 発達指数49
言語・社会領域:発達年齢3歳0ヶ月 発達指数52
全領域:発達年齢2歳11ヶ月 発達指数51

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