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2020年10月26日05:38

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長崎県とは

海岸線は北海道より長く、島の数は約600、長崎市内はまるですり鉢の底を思わせるような狭い町で、猫の額のような土地に大小のビルがひしめき合い、住宅が山々の斜面に密集しています。

幕府がキリシタンを取り締まるため、「踏み絵を踏めば、税金を払わなくてもよい」という条例を出したから、長崎市民は収入の大半を遊びに使うようになり、街は活気にあふれ、おくんち、ハタ揚げ、精霊流し、ペーロン祭りなど、1年中祭りが開催されています。

開放的で明るい長崎市は、商店街の街並みもセンスが良く、とりわけ女性の流行に対する敏感さは大都市以上です。新しいものに飛びつきやすく、ファッションのセンスもよい。新製品の浸透も早く、シェアの変動も激しいのです。

長崎の人はとにかく親切です。道順を尋ねると、実に丁寧に教えてくれます。場合によっては、同行してくれるほど尋常豊かな土地柄です。ただ、裏を返せばお人よしともいえます。男性にしても、どことなく女性的で、自ら進んでことを起こす人はいないです。

議論をしても主導権を握ろうというより、人の意見を聞くという受け身の姿勢が強いと言います。長崎では砂糖の消費量も全国トップです。ポルトガルとの貿易により、長崎では砂糖をふんだんに使うことがご馳走であり、うまさを象徴していました。

長崎を代表するしっぽく料理が甘いのも、その名残りです。長崎で漬物というのは、果物や野菜の砂糖漬けのことです。ザボンや金柑、しょうが、冬瓜などから作られます。これ以外に、金平糖、ボーロ、ビスケット、鶏卵素麺などの南蛮菓子にも姿を変え、長崎独特の食文化を形成されました。

長崎の特産品の一つに、ギヤマンやビードロがあります。1571年に、ポルトガル人によってもたらされました。陶磁器ですら高価な時代に、透き通るガラス製品を始めてみた日本人の驚きは想像に難くないのです。ギヤマンとはガラス細工のことで、ガラスを切るのに使ったダイヤモンドに由来すると言います。


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