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2020年04月07日05:54

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東京都

徳川家康が豊臣秀吉によって江戸に追いやられた1590年頃の江戸は低温地のひとつの寒い村に過ぎませんでした。18世紀にはいると、130万人前後の人口に達し、世界で唯一の100万都市が形成されていました。

1962年、東京都の人口はついに1000万人を突破しました。2DKで家賃7000円前後の公団住宅に人々は殺到し、「団地族」「かぎっ子」という流行り語が誕生しました。上場企業の65%が、東京に集中していました。

日本が経済大国になりえたのは、まさに一極集中の結果だったのであろうか。人事面において、「木材採用」システムがまた一極集中させる原因にもなっています。40歳以上の女性は、東京にそのまま住みたいという希望が強いのでした。

3000万人の人口のうち、1%のイノベーターがいればイベントやブームが起きます。その数30万人。企業としては十分採算がとれる計算になり、東京は極めて「おいしい市場」ということになり、集中現象は依然として消滅しないのです。

異常な人口の集中化は、地域に根付いた文化を崩壊し、地獄のような通勤満員電車が1日に2度繰り返されます。巨大な都市において、これだけ治安が維持されている東京は世界に例を見ないでしょう。

イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査・研究機関EICが発表、世界第1位と2位を占めました。下町の「江戸っ子」気質は、いまや8%しか存在していません。推定でいえば全人口の90%はよそ者であり、そのうちの大半が帰省客に変身します。

隣接3県からの昼間流入人口は、神奈川が97万人、埼玉が104万人、千葉が87万人です。日本は、東京都とその周辺千葉・埼玉・神奈川を合わせて25パーセントを越えているのです。石原莞爾は都市解体を三原則の一つにしていました。

つまりミサイルなどを打ち込まれた時、被害吸収力という点では領土の小さい世界に比べて日本がもっとも弱いということがわかります。このことをよく考えていないから、核兵器を一発でも持てばいいというような恐ろしい議論が出てくるのだと思います。

だが、日本の場合には、やられてやり返すという第二撃論は成り立たないし、また将来ともその可能性はないのです。同じように核戦争でなくて、本土に上陸した相手と長い間地上戦をやるという点についても、日本の場合はあまりにも都市化が進んでおり、すぐに都市戦、市街戦になってしまうためゲリラ戦での抵抗はやりにくいでしょう。

新コロ感染者2か月半ほどで100万人を突破しました。未確認の感染者も多数存在すると推測され、感染者の増加は加速しています。死者の確認も5万人を超えています。ついに緊急事態宣言が東京・千葉・神奈川・埼玉・大阪・兵庫・福岡で行われます。私が会長を務める協会団体の総会も役員改選時期でもありますが書面で行うことに決めました。

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