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2019年10月18日05:42

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柿ピーとソイジョイ

お酒には柿ピーが一番だよという方が多いと思いますが、調味料の表示があるので確認しますと調味料は、L−グルタミン酸Naを主体としたものです。L−グルタミン酸Naは、1908年に昆布から発見されたうまみ成分で、その後、化学的に合成されるようになり、今は醗酵によって作られています。

昆布に含まれる成分ですからら、毒性はそれほどありません。したがって、適量を使っている分には問題ないのですが、使いすぎる傾向があり、それが問題になっています。1968年、アメリカのボストン近郊の中華料理店である事件が起こりました。

その店のワンタンスープを飲んでいた人たちが、顔面や首、腕にかけての灼熱間やしびれ間、さらに動機や眩暈、全身のだるさなどを訴えたのです。そこで調査が行われて、ワンタンスープに入れられていた多量のL−グルタミン酸Naが原因とされたのです。

なお、この症状は「中華料理店症候群」と名付けられました。皆様も、カップラーメンなど食べたとき、腕から背中あたりにかけて熱くなるような感じ、つまり灼熱間を感じたことがないのでしょうか。

おそらく、L−グルタミン酸Naやそのほかの添加物が、大量に吸収された結果起こったものと考えられます。柿の種には、調味料のほか、カラメル色素などが使われており、塩分も多いので、胃が敏感な人は刺激を受けることがあります。

ソイジョイ
一時期テレビで盛んに宣伝されていたので、知らない人は少ないでしょう。小麦粉の代わりに大豆を使っていて、大豆の栄養素が含まれるというのがウリです。「レーズンアーモンド」「カカオオレンジ」など全部で12種類ありますが、いずれにも「難消化性デキストリン」が入っています。

デキストリンとは、ブドウ糖が融合したもので、それが胃や腸で消化されない形になったものが難消化性デキストリンです。食物繊維の一種で、糖の吸収を抑えて、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。

ただし、消化されないため、一度に大量に摂取すると下痢を起こすことがあります。「ソイジョイ」に使われているのは香料くらいです。しかも、においの弱いもので刺激性はありません。また、ショートニングもふくまれません。

その点、ほかのスナックバーに比べて、比較的安心して食べることができます。栄養的には、たんぱく質と食物繊維が比較的多く含まれます。いずれの種類にも、たんぱく質や食物繊維がふくまれています。

なお、大豆インフラボンは女性ホルモンに似た化学構造の食物性物質で、骨粗鬆症を予防したり、更年期障害を軽くしたりするといわれています。ただし、採り過ぎると癌を増進する可能性があるため、1日の上限量は70〜75mgです。

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