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2019年01月19日13:19

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コナラの引き上げと玉切り

去年末に切り倒したコナラを玉切りすることにした。
その前に別の木に引っかかって立ったままになった木を倒す。
倒れてはいるが半分以上中空に出ているものを切りやすいように地面上に引っ張る。
その二件をするのに利用する道具は、いただいた古いロープ、いただいた滑車、いただいた年代物の木枠の滑車、2000円程度で購入したハンドウインチだ。
もう3回試してみたが体中の筋肉痛を起こしただけで、うまくいかなかった。
4回目の試行で今度こそうまく出来た。
滑車とロープの使い方はyoutubeを参考にした。
滑車の作用については定滑車と動滑車があり、ちょうど2個の滑車があるのでそれでやるのだ。
だが机上の滑車の理論とは違って現場は、いろんな限定がある。
結論的に私が気づいたのは、滑車の留める位置や引っ張る方向そして、その為の手袋などつまらないことが重要だということだった。
薄手の手袋は細かな作業はしやすいがロープを引っ張ろうとすると手が痛くなる。
だから薄手と厚手の2種類の手袋を持っていく必要がある。
そんなことは滑車の理論ではないので机上では分からない。
滑車がうまく利用できるようになっても問題は起こる。
重すぎる木を少し切ると木全体の重さのバランスが変わり木が逆さまに落ちてしまったりする。
そのあたりは経験の無さがしみじみ感じられる。
ことの後になって「そうだよなぁ」と気づくのだ。
チェーンソーで切っている途中で木が下に移動してしまってチェーンソーが木に食ったまま中空に行ってしまうこともあった。
重さのバランスでチェーンソーが木に食われたように刃が木にめり込んだまま、ニッチモサッチモいかなくなること3回。
youtubeを見ていると失敗は少なくスムーズに成功した例が多い。
すると楽に終えたい私は「これ欲しいな」となり「これを買えば」とかの気持ちがムクムクと起き上がる。
だが「いや、今のままの道具だけでやる」と思い直し現場に向かう。
するとうまくいかなくて疲れただけで戻ってくる。
試行錯誤の結果はありがたいが同じ作業は、だいたい一年に1回だけ。
忘れた頃なのだ。
作業終了後すべての道具を持って急坂をズルズルと滑りながら20メートルほど登る。
何も為さなくても精一杯やった満足感だけは脳に刻まれる。


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