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2020年02月29日19:03

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野村克也が嫌った野球人たち

野球野球界で選手、監督、評論家として傑出した功績を残した野村克也が2月11日、84歳で急死し、テレビや新聞新聞などのメディアが大きく報じた。

僕がたまたま接した関連報道の中でも最も興味深かったのが、ウェブで読んだ「野村克也が嫌った8人の野球人」といった題の記事だった(改めて検索して正確に引用するまでもないだろう)。記事の筆者は野村に取材して昔から知っていたことだが、「俺が墓場に入るまで書くな」と言われていたのだという。

8人の中で「原辰徳と高橋由伸」はいかにも。野村が対抗意識を燃やしたのは理解しやすい。

逆に、批判された側にも半分近く同情したくなるのが「岩隈久志と鈴木啓示」。岩隈は野村が楽天時代のエースピッチャーだが、真のエースとは言えなかったと。いつも体のどこかが痛いと言って、肝心な時に頼りにできなかった。これは近鉄出身だからだろうという。300勝投手の鈴木啓示がやはり自分の体調を最優先していた。そのシーズンで一番大事な試合でもそれは変わらなかったと、西本監督から聞いていたと。
ーーこれについては、判断が難しい。選手にとって一番大事な資本である自分の体と、自身の評価、名誉にも関わるチームの成績と。どちらを選ぶかは難しい選択だ。

最後に、最も興味深かったのが星野仙一。星野は阪神と楽天で監督として、ともに野村の後でリーグ優勝と日本一を達成。野村が苦労した後に一番美味しい果実をさらったことへの嫉妬もあろうが、そもそもから星野仙一については周囲の人たちから悪い評判ブーイングを聞いていた。若い頃から権力者に取り入るのが巧みで「ジジゴロシ」と呼ばれていたという。星野は野村が楽天を2位にまで引き上げて退団した後、監督に招かれたが断った。仮に翌年優勝トロフィーしても評価されないから。そこで外人監督を一年おかせてから就任。見事、楽天を初のリーグ優勝・日本一に導いた。
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