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2020年04月02日23:14

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シェイクスピアの庭

自作上演中の火災によってグローブ座を失ってしまい落胆したシェイクスピアが断筆宣言をして長年帰ってなかった家族の元に戻る。幼少の頃に死別した息子への想いからガーデニングに励むシェイクスピアだったが、妻と娘には責められ近所の人にも陰口を叩かれて苦悩は増すばかり…。
シェイクスピアの晩年の数年間を稀代のシェイクスピア俳優にして演出家のケネス・ブラナーがシェイクスピアに扮して監督も務める。
マイティソーやシンデレラやポアロ警部もいいが、ケネス・ブラナーはやはりシェイクスピアを演出して欲しい。
本作はシェイクスピアのことをよく知っていれば楽しめるのだろうけど、生憎それほど詳しくない。裏話的な内容なのだろうけどあまりよくわかっていない。
家族を顧みずに仕事一筋で生きてきたけど、いざ家族と向き合ってみるとままならないことが多い、お父さんはつらいよ、という普遍的な内容で、シェイクスピアもお父さんとしてなかなか大変なのね、と身近に感じられる。まあそういう発見のある映画ではある。
夜間の室内シーンは蝋燭の灯りだけで結構暗い。でもそうなんだろう。何百年も前の夜ってきっとこうだったに違いない。

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