余命宣告された主婦が同じく余命宣告された大金持ちの女社長と病室で出会い意気投合。少女が遺した死ぬまでにやりたいことリストを少女の代わりに実行し、死の間際に生きがいを見いだしていく。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演でロブ・ライナーが監督したハリウッド映画を吉永小百合と天海祐希主演で犬童一心監督が日本版としてリメイク。
ハリウッド映画の方はそれほど面白くなかったけど、リメイクの本作はまあまあ。こっちの方が日本人にはややしっくりくる。
病人二人がキャアキャア言いながら遊び呆けているあたりは一緒になって楽しめるけど、やがてそれぞれが抱える人生の話や家族の話になってくると急激に冷めてしまう。そう簡単に感動なんかしないって。
女社長が大金持ちだからこういうことが出来るけど、じゃあお金のない普通の人は寂しく死んでいがなければならないのか。まあ実際そうなんだけど。
女社長の秘書を演じたムロツヨシがコメディリリーフだけどなかなか良い。会社にとって社長亡き後の存在意義ってあるのだろうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する