アルコール依存で家族に去られた失意のドイツ人男性の元に日本人女性が訪ねて来て、しばらく一緒に過すうちに亡くなった両親の幻影や日本人女性の亡き母親に幻惑させられたり、やがて消えた女性の面影を探して日本にやって来たドイツ人男性が見たものとは…。
樹木希林の遺作ということで見たのだが思っていたのと全然違っていた。ドイツ映画だしゴーストストーリーだし樹木希林はなかなか出てこないし。
変な感覚の映画でひたすら死の臭いが漂っていて気持ち悪いと言えば気持ち悪い。この変な感覚は男には作れないな、監督は女性なんだろうか、と思っていたらやはり女性監督だった。
最後の方にちょっとだけ登場する樹木希林はそれでも存在感は重厚で、樹木希林の映画だったという印象は残る。
ゴーストストーリーだけどホラーではなく怪談噺と言っていいかも。面白くはないけど。
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