「ドラ魂キング」に金村義明出演

聴取率週間中のＣＢＣラジオ、今日夕方の表題のドラゴンズ番組のゲストは金村義明氏でした。パーソナリティは西村俊仁アナ、アシスタントは加藤由香アナでした。

中日在籍時は、近鉄からＦＡになって中日の次期監督を予定されていた星野氏から破格の条件を提示されたそうですが、高木監督留任が決まり担当者の窓口が変わって来たければどうぞという態度になったと言っていました。中日１年目は阪神・淡路大震災があったので、実家のある関西と名古屋を何往復もせざるを得ず練習できなかったと言っていました。中日１年目は監督が２回代わり自身も成績を残せず、満を持して監督に就任した星野監督の態度は豹変していて５０％減棒を飲まされたそうです。クビを覚悟していたその年のナゴヤ球場最終戦でコールズ負傷で急遽先発が回ってきて同点打を放ったと言っていました。今日はもっと活躍できるんじゃないかと思ったところで代走を出されたそうです。金村氏が言うには、星野監督の理不尽采配は、島野ヘッドコーチの気配りがあって成り立っていたということです。

報徳学園３年時の夏の甲子園優勝のことにも触れていました。その年の春の甲子園の１回戦で格下に思っていた公立高・大府高の槇原の速球に鼻をあかされ敗退したことが大きかったと言っていました。そのせいで、夏の甲子園では緒戦は縁故で登録した控え投手を登板させようとする監督に先発を直訴して春のこともあるので１回戦から負けたくないという気概で投げたそうです。強豪横浜、荒木のいる早実、工藤のいる名電に次々奇跡的に競い勝って、決勝は同じ近畿で勝手知ったる格下校で楽だったそうです。

引退後、初めてレギュラーを持たせてくれたのがＣＢＣラジオだということで今でも感謝しているそうです(番組は「ツー快お昼ドキッ」)。ＣＢＣのお偉方には、第二の坂東英二にとまで期待されたと言っていました。そこから徐々に活躍の場を広げ「ジャンクスポーツ」ではレギュラークラスにもなったことは皆さんが知るところですよね。因みに、浜ちゃんのハタキは実際はそこまで痛くないそうです。血液ドロドロキャラでも有名なので、金村氏の健康状態を心配するお便りもありました。

名古屋のことは、よく行く名店などを実名で紹介していたのでステマじゃないよねと心配にならない訳ではなかったです。名古屋でお世話になった恩人とは今でも繋がりがあるそうです。西村アナは西宮出身で、宝塚出身の金村氏と共通する話題もあったようです。西村アナが面白くない関西人と言われていることについては、西村アナが東京の大学(法大ですね)に行ったからではと言っていました。何にでも興味を持つ加藤由香アナですが、流石に金村氏のことまでは網羅し切れていないような場面も見受けられて仕方ないかなと思いました。

名古屋の方には、中日時代さしたる活躍をしていない金村氏にここまで温かくしていただいて感謝しています。これからも彼のことをよろしくお願いします。