第13回【魔の王の少年】ゲームブックリプレイ

※ここから先はゲームブック【魔の王の少年】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ぜろです。
祖父の遺言によりソロモン城の玉座を目指す僕、ノルス。
ソロモンの城は魔女シャーメインに支配され、イラジエル王国の勢力は9年間、細々と抵抗を続けていました。
ノルスはそんな城内を冒険し、玉座を目指します。
でも今何より大切なのは、体力の回復です。

【ノルス　技術点9　体力点2　運点10】


●アタック03-12　食べ物を探せ！

さあ、城内地図に戻り行ける場所を考えよう。
城と礼拝堂の間の脇道に入ってみる。

そこには井戸と倉庫、城の壁面に扉があった。

まずは倉庫からだな。食料ないかな。
入ると、最後の食料3つを発見。うっほお。今食べる！
やっと体力点が2点から4点に回復した。残りはひとまずとっておこう。

次は井戸だ。滑車とロープがある。鉄のバトンがあるかと尋ねられる。鉄のバトンについて聞かれるのは2度目。1度目は壊れかけの兵舎に入ったときだった。バトンがあれば井戸に入れるのかな？　今は水が張っているのが見えるだけだ。

城内への扉を調べるのは後にした。いきなり脇道から城内に入ったら迷いそうだし。

城内地図を見て、次は西の塔へ。
塔は入口が地上5メートルくらいの場所にあり、どうやっても入れそうになかった。
イカロスを召喚すれば入れるんじゃない？　と思ったけれど、今無理に入る必要もないだろう。

さあ、これで本命のお城以外の場所はひととおり確認したぞ。
いよいよ城の正門に進もう。


●アタック03-13　城門の合言葉

城の正門には、門番オークが2人いる。挨拶をするか襲い掛かるかの選択になっている。
悪魔を呼ぶこともできるが、体力4点しかないから呼びたくない。戦いたくもない。

これは、挨拶をしよう。

「やあ」
「合言葉を言え」

いきなり来たよ。しかもノーヒント。
バグラー知らない？　聞きたかったが、バグラー専用のパラグラフジャンプができるポイントではない。
とっさに思いついたもののうちどれかを答えるという問答無用な四択。
しかもその思いついた合言葉が、全部いい加減。

・アブラカタブラ
・アラララタナララ
・アブレラプエルタ
・オープンセサミ

これ、正解なんてあるの？
そもそも合言葉じゃなくて呪文みたいじゃんね？
「アブラカタブラ」や「オープンセサミ」はさすがにないだろう。
可能性があるとしたら、ソーサリーのオマージュということで「アラララタナララ」か、聞き覚えのない「アブレラプエルタ」かな？

僕は、聞き慣れない呪文のような「アブレラプエルタ」を言ってみた。
ハズレだった。門番は襲いかかってきた。

バグラーの力も借りて、なんとか倒すことができた。ガラス玉の指輪を手に入れた。

こうして僕は、いよいよ城内に入った。

ちなみに、後から「アブレラプエルタ」について調べてみた。
すると真っ先にフラメンコのダンスチームの名前がヒットしたが、その次に【大魔導城のワナ】に登場する呪文とあった。
以前クリアしたことがある作品じゃないか。完全に失念していたけれども、この呪文も別作品の開錠の呪文だったことが判明した。
ってことはやっぱりインスパイア的な意味で、ソーサリー由来の「アラララタナララ」が正解だったのかな？


●アタック03-14　城内散歩

城内の地図が示された。最初の広間から繋がっている扉にだけ、パラグラフ番号が振ってある。
正面に進むのは後にして、周辺から調べよう。

東手前の部屋へは、小さな鍵がないと入れないようだ。
東奥の扉を開ける時に、みたび、鉄のバトンがあるかと尋ねられた。鉄のバトン、どんだけ重要アイテムなんだよ。

東奥の扉の奥はキッチンになっていた。
ここはダストシュートに飛び込めるとあったが、そんな選択はしたくない。他に何もすることがなくなったらやってみよう。

北の方向に進むと、蔓が繁茂していて先へは進めないようになっていた。
切って進むか南に戻るかの選択。無理することはないから気にだけ止めておこう。

それよりも東にさらに扉があったので開けてみた。
そしたらこの扉が、井戸と倉庫があった外への扉だった。

そんな風に位置関係を確認しながら探索を続ける。
階段から2階に上がると、テラスに出た。扉がたくさんついている。
次回はこのテラスの探索をしていこう。

次回、一つ目巨人の叫びが城内に響きわたる！

【ノルス　技術点9　体力点2→4　運点10】


■登場人物
ノルス　9歳の少年。アゼルに対抗するため、ソロモン城の玉座を目指す。
アゼル　自らを“影の王”と名乗り、王位の正統な後継者である僕の命を狙う。
スレイマン　世界に破壊をもたらすと言われる悪魔。風の精霊であり、あらゆる魔法を使いこなす。アゼルに従属している。
《友人》　僕の心に住む謎の存在。作中1回の助力が確約されている。
バグラー　巨漢の戦士だが僕より技術点は低い。僕の同行者。


ゲームブックリプレイ【魔の王の少年】目次
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