倉本聰脚本の第一シーズンだけが私には印象に残っている。

■渡哲也さんがアドリブで歌った「たいやきくん」、共演者に求めたサイン…ドラマ「大都会」の舞台裏
(まいどなニュース - 08月16日 16:50)
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視聴率が伸びずに、第二シーズンからはカーアクションとドンパチばかりの、いわゆる石原プロの刑事ドラマになってしまったのだが、この第一シーズンの暗さは凄い。当時、思春期ど真ん中の私は圧倒されてしまった。この作品がほぼデビュー作の神田正輝の大根ぶりも忘れられない。

暗さ、苦さ、渇き、といったあの時代を象徴するムードは、後の西部警察の爆破とか、カーアクションを遥かに凌駕した。なんて書く同時代の目撃者は、私ぐらいだろうか？