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2020年06月20日13:22

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はっきりいって魅力はなにもない!

■『GODZILLA ゴジラ』再び地上波へ “モンスターバース”原点としての魅力
(リアルサウンド - 06月20日 12:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=6127418
モンスターバースなどという屁理屈に、日本のゴジラが利用されてしまった無惨な失敗作で、CGゴジラの造形もヒドかったが、もっとヒドかったのが武藤、いやムートー、だったか。あのカイジューのデザインのどうしようもなさは、ゴジラに代表される日本の怪獣映画をなにもわかっていない証拠だと思った。それはキングオブモンスターズの、はちゃめちゃのラストへと通じている。世界各地で目覚めた多くの怪獣が、ゴジラに頭を垂れるなど、あってはならないシーンだし、それはゴジラの神話性と、大袈裟にいえば日本の戦後さえも踏みにじっていると私には思えた。

そして庵野監督の『シン・ゴジラ』こそ、あのゴジラをリブートしたホンモノであり、それはナウシカの巨神兵から、エヴァからも繋がっている日本の現代文化の最先端だったと私は思っている。かつて東宝の怪獣映画においてはリーダーとして登場した総理大臣や政治家があっけなく死んでいくほどの絶望こそ、そしてそのどん底からの回復こそいまの日本にふさわしいだろう。

アカデミー賞を受賞した『グリーンブック』をスパイク・リー監督が批判したように、一見日本のゴジラをリスペクトしている風を装いながら、なにもわかっていないハリウッド・ゴジラを私は認めない。
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