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2020年06月20日09:18

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韓流ブームの再燃ではなく!

■『梨泰院クラス』が迷える人々に送る名台詞の数々 “自分の人生を生きる”というテーマを読む
(リアルサウンド - 06月20日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=6127169
Netflixでこの数ヶ月大人気の『愛の不時着』と『梨泰院(イテウォン)クラス』を見て感じるのは、名セリフとかの枝葉末節ではなく、これはかつての『冬ソナ』がもたらした韓流ブームとは全く異質である、ということではないだろうか?

これは映画『パラサイト』が提示している世界的なテーマ、韓国における社会性の追求がそのまま世界性へと繋がる、をくりかえし描いていることが特色で、財閥の支配は、世界企業に支配されている世界のほとんどの人に届くし、また共産党政権に支配されている中国という隠喩にもなる。そしてその格差をのりこえるために知恵をしぼって悪戦苦闘する半地下家族の姿は世界の大多数の人々の胸を揺さぶったのだ。ドラマにおいても、基本ラブコメである『愛の不時着』とは対照的に、『梨泰院(イテウォン)クラス』は基本復讐ものだ。しかし、そこに韓国社会の矛盾と不条理、それに対抗しようとする若者たちの奮闘、つまり絶望の向うにあるはずの希望を描いている。

いま韓流ドラマは、世界の異なる文化、異なる言語の人たちをも魅了する世界性を持っている。それを失ってしまったのが、日本の映画やドラマなんだろう。


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