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2019年12月13日07:47

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それぞれの考え方、ではなく男らしさ、女らしさ、とはなにか?と考えるべきだ。

りゅうちぇる、「男は化粧せず男らしく」意見に反論 アナクロなジェンダー論が議論呼ぶ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5899803
男らしさとは力強さ、とかリーダーシップとかをいうのか?なら女性には力強さやリーダーシップが無くてもいいのか?ということになる。女性管理職が珍しくないいま、なにそれ?だろう、女性にだって必要な資質だ。

だってなあ、『女々しくて』というのは女性ソングではなく、あの金爆の大ヒット曲、つまり男の哀愁の(?)歌なのである。

日本の男は本来女々しいのだ、平安時代の文学作品を読めば明らかだろう、え、なに?高校の古典は赤点だったのか?(笑)近松作品のおなじみの主人公の若旦那は、世間体よりも、真実の愛を選び、愛人と情死を選ぶほど女々しいのだ。

男が男らしく、となったのは歴史的にいえば明治維新以降だろう。夏目漱石の主人公を見よ、『こころ』の先生だって女々しいじゃないか?逆に漱石の小説に登場する女たちがなんと勇ましいことか、そこに漱石の明治という時代への反抗心があったともいえるのだ。

そういう歴史に疎いと、男らしさや女らしさは日本の美徳、などというトンデモ歴史観に染まってしまう。そういう無知ほど恥ずかしいものはない。
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