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2019年11月08日10:05

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他のグルメドラマとどこがちがうのか?

「孤独のグルメ」今度の出張編は原作オマージュ回!五郎が鳥取上陸
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=5856137
グルメとくれば、その代表作は『美味しんぼ』や『料理の鉄人』をはじめとする美食の探求であり、その多くがミシュランの星をゲットしたような有名料理人によるものだった。

しかし、このドキュメンタリードラマには、一食何万もする寿司もフランス料理も出て来ない。有名シェフも登場しない。出て来るのは近所の食堂であり、家族経営のこじんまりとしたレストランであり、定食屋なのだ。そこで食される料理は、明らかに日本の家庭料理、伝統食のなかにある。素材を吟味し、旬を考え、斬新なアイディアと工夫がある。そこにあるのは東アジアの島国の自然に育まれた感性だろう。

私は外国料理の回、上海家庭料理、韓国家庭料理、ブータン料理などの回が大好きなのだがそこにも各国の伝統食、家庭料理の味があるからだ。それはけっして世界に広がるハンバーガーには出せない味だ。

日本の食がいま、少数のミシュランと大多数のファミレス、ファストフード、ほか弁に分断されて、家庭料理の味が失われている。私は、毎回の食事と妻の弁当を作っているが、このドラマは本当に参考になる。数日前もここでやった北インド?風のカレーを参考にして、エスニックなカレーを作ってみたが、これが美味かった!妻もゼッサンであった。

にしても、タイトルの孤独のグルメ、五郎は孤独ではないし、グルメ(美食家)ではない。健啖家であるのだ。心のつぶやきのオヤジギャグはいつもツボる(笑)。

あ、そういえばいまから30年以上も昔、結婚したばかりのころ、私たち夫婦は二人で孤独ではないグルメをやったっけ。同じ職場で共働き、帰れば夜8時、それから作る元気もない。夕食はほぼ外食、市内のほとんどの食い物やを制覇したものだった。息子が生まれるまえのことだが、私たちは五郎さんのように注文に迷うことはなかった、美味そうなものをそれぞれオーダーし、シェアしたから。だからリアル孤独ではないグルメだったのだ。




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