萩本欽一 78歳で大学中退、再びお笑いへ…その原動力とは
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欽ちゃんは天才だった、それゆえの気まぐれやワガママを正面から受けとめていたのが二郎さんで、当時私は子供だったが、大笑いしながらも毎回ムチャぶりを受ける二郎さんが気の毒でたまらなかった。フジテレビがあっという間に、コント55号を消費し、酷使し、台無しにした。絶頂期は一年もなかっただろう。
二郎さんと別れた欽ちゃんは、タブーに挑戦した。シロートにつっこみ、シロートを舞台に上げた。それが欽どこのシリーズであったし、その最悪例が、あの『わらべ』ではなかったか。しかし、シロートがやがてプロに慣れてくると、リアクションは当初の輝きを失ってしまう。その結果、番組の視聴率が落ちていくことになる。
漱石の『門』の主人公が禅寺に救いを求めたように、老人の鬱を払う悟りを求めて、大学へ進んだのだろうか?しかし、学問は欽ちゃんに平安を与えられなかったんだな。
再びお笑いといっても、昭和ではなくもう令和だ。二郎さんもとっくにいない。お笑い老人の明日はどっちだ?
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