mixiユーザー(id:7067927)

2018年04月29日12:56

162 view

嫌韓の視野狭窄が認めたくない現実。

■南北会談、韓国で評価二分 「板門店の春」か「貧弱」か
(朝日新聞デジタル - 04月28日 11:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5090698
ここに来てまだ朝日新聞は日本の敵だとか、反日報道だ、とかのどこまでも幼稚な時代錯誤感はともかく、この会談をどうとらえるか?にも嫌韓や韓国ヘイトの立場では視野が狭過ぎてなにもわからないだろう。

韓国としては北朝鮮とアメリカの対立がエスカレートしてもっとも被害を受けるのは韓国であって、その根本を、アメリカも、アメリカのトランプ政権にべったりの日本も理解してくれそうもない。ならみずから動くしか、この軍事的緊張を解決できない、というのがホンネだろうし、北朝鮮にとってみても、独裁体制の維持のためにはアメリカとの会談のまえに地ならしをする必要があった。つまり双方の利益の一致した結果だろう。

もちろんこのまま平和統一できるか、といえばあまりにも多くの問題がある。おそらく北朝鮮としては非核化するかわりに独裁体制を維持したい、しかしそれは明らかに不可能なのだ。独裁国家と共存する平和などありえないから。

今回の会談の様子は、韓国ではもちろん生中継をしたのだが、北朝鮮国内では会談したという事実のみを伝え、偉大なる将軍さまの肉声も流さなかったことからも、北朝鮮首脳部は軍事国家から平和国家への転換という矛盾をどのようにごまかすか、国民に伝えるかを必死に考えている最中だと思う。これからの平和的統一の過程で、北朝鮮でのクーデター、暗殺、亡命の可能性もあるかもしれない。

そして日本は蚊帳の外になったことを認めなくてはいけない。なにも努力せずに、アメリカと韓国に頼ってばかりで拉致問題を自力で解決できなかった安倍政権を信任できるのか?ということになるだろう。


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する