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2015年09月29日21:38

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きついとか厳しい、とかとはちょっとちがう。

故・川島なお美さん“再婚禁止”遺言が物議「それは厳しすぎる!」の声も……
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=53&from=diary&id=3639465
川島なおみさんの死については、美談や感動で語られることがふさわしいのだろうか?

有名人の死については、いつも思うのは、私たちはかれらの死をどのように受けとめればいいのだろうか?ということで、美談や感動を必要以上にかき集め、それを煽るのは、はたして死者を弔うことになるのだろうか?

若過ぎる、確かに日本人の平均寿命から見ればかなり若い、しかし彼女の人生の真実を私たちは知らない、ただメディアに登場する姿から想像するしかない、そこに感動物語を紡ごうとする一部メディアが跳梁跋扈する。

あの記者会見のとき、その異様な痩せ方を見て、私は本当に残念だという日記を書いた。癌によって余命が決められたときの、痩せ方は明らかにちがう、人相が変わってしまうのだ、それを多くの有名人の姿から、何度もテレビで見てきた。しかし、ああ、もうダメなんだな、とは書けない、残念だと書くしかないじゃないか。

そして彼女はやはり生きられなかった。

私たちにできることはそこに感動や教訓を探すことよりも、静かに弔うことしかない。

だれもが生まれて死んでいく、その人生の長さではなく、どのような生き方をするのか、死に方をするのか、それは私たちにも与えられた命題なのだ。

静かに手を合わせよう、美辞麗句なんていらない。




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