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2015年09月26日09:15

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朝ドラがヒットするには?

「まれ」土屋太鳳、山崎賢人、清水富美加が語った“夢を叶える秘訣”<モデルプレスインタビュー特集>
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=3633963
1、脚本の魅力
どういうヒロイン像を描くか?それは時代設定をいつにしても、いまという時代への愛と批判があるかどうか。

2、ヒロインを演じる若手女優の魅力
美人ではダメなのだ、どこか愛敬のある、とぼけたところ、小動物感(子犬のような、子猫のような、リスのような!)がある人。たとえば『あまちゃん』の能年玲奈はまさしくこれ!すでに有名女優であったハイボール吉高にもあったのは、この小動物感。

3、脇役陣の充実
近年、朝ドラは主演女優だけではなく、ヒロインの相手役や、脇役で、まだそれほど有名ではなかった若手男優や、舞台俳優が大ブレイクすることがある。これもただメンツ揃えました!的なキャスティングではなく、いかにストーリーとヒロインと相乗効果を生むか?そこにはやはり脚本家の力量がかかっている。

で、『まれ』の失敗は、いうまでもなく1!ストーリーが迷走して、軸がぶれっぱなし、しかも贅沢な脇役を活かせない。せっかく土屋太凰が気合い入りまくりだったのにその頑張りに追いつかなかったこと。


そして『あさが来た』なんであるが、気になるのは主演女優の地味さ、で、だから相手役は玉木宏なのだろうが、女性のサクセスストーリーであることが心配。

有名になり、リッチになることが、世界一の◯◯になることが、女性にとって(もちろん男性にとっても)夢なんだろうか?目標なんだろうか?それははっきりいって1960年代の規範じゃないのか?

『あまちゃん』のヒロインは、最後には故郷にもどった、震災後の故郷を生きることを選んだ。いま日常の日々が、日本という国だけでなく、個人も波瀾万丈なのだ、そこを賢明に、懸命に、不器用に生きるヒロインがいてもいいじゃないか?おら、あまのあき、でがす!というヒロインには、そういう現代性があった。

もちろん『あさが来た』も見ますが、やはり期待はその次の高畑充希の朝ドラですね、個人的には(笑)。


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