珪藻土そのものは植物プランクトン・珪藻の遺骸が沈積して出来た植物由来の「土」。本質的にアスベストは含有していない。 それなのに何故、アスベストが混入したのか?
理由は簡単、プレート状に成形するとき、珪藻土だけでは強度が足りなく製品家ができず、どうしても固着剤を加える必要があるからだ。この固着剤にアスベストが入っていため製品にアスベストが含まれることになった。
珪藻土成形品の多くが、安価に供給している中国製品でしめられている。中國では、アスベストの規制基準がゆるく、製品に含まれていても違法ではない。ただし、そのレベルは厳格な日本の基準には適合しない。
きちんとした日本のメーカーは、日本基準にかなうものを輸入販売している。 しかしながら、中國べったりの商法を続ける『ニトリ』は、きちんとした管理を行わず、コスト優先で製品を導入したので、今回の不祥事を招いたと思われる。
珪藻製品は、水分吸収がよく、バスマットやコースター等に適した性質を持っている。また、建築材料としても優れている。 珪藻土が犯人ではなく、「安かろう、悪かろう」の不良・不正商品を販売した『ニトリ』に全責任があることを認識しよう。
これを良い機会に、ニトリの商法の問題点を、知る必要がある。
参考:珪藻土の専門家が語る。 >珪藻土バスマットにアスベスト混入による回収された件について
https://www.lohaswall.com/blog/archives/5941
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■ニトリ、114万点を追加回収=アスベスト含有問題で
(時事通信社 - 12月25日 23:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6356961
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