教育や児童関連で、幾多の問題を出している神戸市であるが、また不祥事を起こした。NPO法人に丸投げ委託という安易な方法を取ったがゆえの大失策である。
NPO法人というと「イメージ先行」で良心的に社会奉仕をしてくれるという誤った認識が広まっているが、形式的な書類審査で認可されるもので、その実態は殆どがクズ団体でありると言って過言ではない。
女児が明け方には近いとはいえ冬の真夜中に「児童相談所」に一人で訪ねて来るというのは非常事態である。これはよほどの馬鹿でも無い限りわかることだ。しかも、インターホン越しの対応で追い返すとは言語道断。まともに就職できそうもないクズが雇用条件のゆるいNPO法人に籍をおき、使い捨て人材としてこの法人が「活用」していたものと思われる。なお、この法人は、シニア研修グループが起こしたもので、会員や活動員は高齢者である。
恐らく、担当の「老人」が仮眠から起こされて、面倒だったからドアも開けずに追い返したのだろう。児童相談従事者としてはもちろん、人間としても失格だ。
神戸市は、このような業務をNPO法人に委託することの是非から初めて根本的にそのシステムをあらためるべきである。またこの法人と神戸市の担当部門と癒着がないかも追求すべきかと。
参考:ネット情報;神戸・児童相談所が小6女児追い返す!男性職員は誰?名前・顔画像は?処分はどうなる?
https://jeep-m.jp/2020/02/19/zyosi/
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特定非営利活動法人社会還元センターグループわ
http://www.wa-net.jp/www-wa-net-jp/
1 法人名 特定非営利活動法人 社会還元センター グループ わ
2 所在地 〒651−1106
神戸市北区しあわせの村1番16号(H29年7月1日町名変更)
神戸市シルバーカレッジ内
(TEL 078−743−8101 FAX 078−743−3830)
3 設立登記日 平成16年4月27日
(前身の神戸市シルバーカレッジ社会還元センターグループ わ は平成9年7月22日設立)
4 役 員 理事長:大槻隆文 副理事長:浜田哲夫 森本和摩ほか理事15名
監 事:水町亮治 川部忠夫
5 会員数 1,436名(平成31年5月30日現在)
6 設立の沿革
平成5年9月 しあわせの村に高齢者を対象とした神戸市シルバーカレッジが開校。
平成7年1月 阪神・淡路大震災により、キャンパスは救援物資の集配拠点となり、
約半年間休校となったため、第1期、第2期学生達は被災者の炊き出し、
救援物資の整理、発送などボランティア活動を自発的に実施。
平成9年7月 この震災支援を契機に、建学の精神 「再び学んで他のために」 の
理念を実践するため、第1期生の卒業後のボランティア活動拠点として、
「神戸市シルバーカレッジ社会還元センターグループ わ 」を設立。
平成16年5月 通常総会において「神戸市シルバーカレッジ社会還元センター
グループ わ 」を 発展的に解散し「特定非営利活動法人 社会還元センター
グループ わ 」として発足、現在に至る。
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---リンク元記事:2020年02月19日 03:05 毎日新聞
未明、児相が女児を門前払い
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5978213
神戸市の「こども家庭センター」(児童相談所)に当直中のNPO法人職員が10日未明、助けを求めて訪れた小学生の女児を「警察に相談して」と追い返していたことが18日、市への取材でわかった。女児は近くの交番で兵庫県警に保護された。
市によると、女児は10日午前3時ごろ、神戸市中央区の同センターを1人で訪れ、インターホンを押した。夜間や休日の窓口業務を委託されているNPO法人職員が、インターホン越しに「警察に相談して」と告げ、中に入れなかった。女児は近くの交番を訪れ、連絡を受けた同センターが30分後に改めて保護した。
マニュアルでは来所者がいた場合、NPO法人から速やかに市の係長に報告すると規定しており、市はマニュアル違反に当たると判断している。この職員は「女児の見た目や言動から緊急性がないと思った」と説明しているという。【春増翔太】
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