mixiユーザー(id:7049076)

2019年05月28日19:15

612 view

予告編ですが、どんな映像作品か、見てみましょう。

□Grand Bouquet | Directed by Nao Yoshigai  グラン・ブーケ | 監督 吉開菜央



○Story
A helpless woman confronts "a black object" with a power greater than hers.The "black object" shoots her questions. The woman has answers to these questions, but can't say them aloud. She feels up against the wall, and begins to throw up beautiful colorful flowers instead of speaking.
   ------------------------------

気持ち悪がる人もいるかも知れません。
ICC運営者のNTT東日本が問題視したのは、「指が欠けていくシーン」だとか。
また、「NTT側に手紙で各シーンの狙いを説明し鑑賞者の年齢制限、同意を得た上で見てもらうなどと重ねて提案したが聞き入れられなかった」とも。

六本木・森美術館なら、決して、黒塗りにするなどという愚挙はしなかったでしょう(笑
展示物への、『良識(笑)ある団体』からの数々のクレームに動じないところですから。
官僚臭を引きずっているNTT東日本が運営する文化施設であるからこその検閲対処なのも間違いないでしょう。

ICCは、1989年の準備段階から五反田でのプレオープン、淀橋電話局跡地へのオペラシティ建設、本オープンまで、「浅田彰」一派が深く関わってきました。少なくとも2005年ぐらいまでは、強い影響力をもっていました。その頃、ICCの改革案が企画されましたが、浅田一派の反対でポシャったという事件がありましたから。

オープン・スペース2018展は、2018/6月から2019/03/10までの長丁場。
なぜ、これまで、問題が表面化しなかったのか、疑問です。
浅田一派は、今も運営に関わっているのなら、検閲消去は行われなかったはずです。
彼らの勢力は、失われたのでしょうか?




---リンク元記事:(朝日新聞デジタル - 05月28日 18:20)
■映像作品黒塗り、美術評論家連盟が質問状 NTT東に
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5638791

 昨年、東京都新宿区のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)に出展した映像作家・吉開(よしがい)菜央さんの作品「Grand Bouquet(グラン・ブーケ)」が一部黒塗りで公開された件で、美術評論家連盟(南條史生会長)は26日付でICCを運営するNTT東日本などに公開質問状を提出した。

 質問状では、作品の外部からの検閲、変更や干渉は著作権や表現の自律性への侵害や損傷にあたると指摘。5月3日付の朝日新聞朝刊の記事に掲載されたNTT東日本側のコメント「不快にさせる可能性があれば原則的に変更をお願いしている」が事実かどうか確認した上で、「今後こうしたことが二度と生じないよう要請するとともに、今回の事案についての真摯(しんし)なご回答を希望する」と6月15日までの回答を求めている。NTT東日本広報室は「質問状については把握している。内容を精査中なので対応については回答を差し控えたい」としている。(千葉恵理子)
------------------------------------

2 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年05月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031