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2019年02月22日13:43

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JAXAの技術に、中国の宇宙技術は足元にも及ばない。

 先日の、「中国の無人探査機「嫦娥4号(じょうが4号)」は世界で初めて、月の裏側に着陸」について、朝日系を初めとするパヨクメディアは、中国の科学レベルの高さや、宇宙技術を大絶賛した。 で、本当にそうなのだろうか。

 月の探査計画が実行に移されたのは、今を遡ること60年も前の1959年からだ。先陣を切ったのはソ連で、いち早くつき月に到達している。1966年にはルナ9号で月面への軟着陸を成し遂げている。アメリカも遅れまじと、1969年にアポロ11号で人類を初めて月面に送り届け、無事帰還扨させた。
 これ以降、月探査の研究が中断しているのは、当面の学術データが入手できたことと、巨額の費用が必要な宇宙探査への予算配分が両国とも難しくなったからだ。
 当時は、電子技術も、コンピューター技術も発展段階であり、ようよう汎用の小規模集積回路が実用化されつつある時代だった。 メインフレームと呼ばれた大型コンピュータの性能は、現在のスマホよりも遥かに劣るじだいだった。
 もちろん探査機にも「コンピューター」は積まれていたが、現在のデジタルコンピューターではなく、今や歴史的遺物となった「アナログコンピュータ−」だった。機器の制御は、ソフトではなく、素子を配線でつなぎ合わせたハードロジックによるフレキシブルな対応の難しい代物だった。

 嫦娥4号の成果は、絶賛出来る代物ではなく、ソ連とアメリカという先人の業績を踏襲した大したことのないものに過ぎない。目新しさといえば、月の裏側は、まだ無人探査機を着陸させたことがなかったというだだ一点にすぎない。
 過去のデータと現在の進歩した技術を使えば、実に簡単な出来事で、困難があるとすれば、費用だけだ。 国民の生活などどうでもいい一党独裁のエセ国家だから、国家の威信のために巨額の費用をつぎ込んだパフォーマンスにしか過ぎない。

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 これに比べれば、はやぶさ2の成果は素晴らしい。広大な宇宙空間では、極めて小さな点にすぎない小惑星へ正確に到達し、周回軌道に入り、かつ、軟着陸をないとげたのだから。しかも、地球との距離が3億キロ、極限られた推進エネルギーを使って太陽の引力に逆らって太陽系を渡るのに工夫された約25億キロメートルもの軌道ルートを二年半もかけて到達している。とてつもなく困難なコントロールをクリアしたのだ。


□「はやぶさ2」タッチダウン運用ライブ配信





1:07:11 成功を確認した管制室
1:26:24 テレメトリーが戻り、はやぶさ2からの情報を受け取る
1:27:34 弾丸の発射を確認
2:08:57 記念撮影



---リンク元記事:2019年02月22日 08:07 毎日新聞
はやぶさ2、リュウグウ着陸成功 データ確認で管制室に歓声
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5508750

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、「小惑星探査機『はやぶさ2』が、地球と火星の間にある小惑星『リュウグウ』への着陸に成功したと判断した」と発表した。同日午前8時前、相模原市中央区のJAXA宇宙科学研究所の管制室に集まったメンバーに拍手と笑顔が広がった。

 小惑星に着陸、上昇した探査機は、2005年に小惑星イトカワへ着陸した先代「はやぶさ」に次ぐ2機目。今回は、リュウグウ表面の直径6メートルの円内という非常に狭い場所への着陸を目指し、極めて高度な運用が求められていた。

 はやぶさ2は21日午後1時15分ごろ、リュウグウの高度20キロから降下を開始した。高度5キロで減速し、ゆっくりとリュウグウへ近付いた。高度45メートルで昨年10月に投下した目印のボール(ターゲットマーカー)をとらえ、ターゲットマーカーに向かって高度8.5メートルまで降下した。直径6メートルの円の中心はターゲットマーカーから約4メートル離れているが、円内へピンポイントで探査機を導くため、そこからはターゲットマーカーを横目にとらえながら降下する運用をした。

 JAXAによると、午前7時48分ごろ、まず探査機からの電波の変化で、降下していたはやぶさ2が上昇に転じたことが確認された。上昇のスピードは計画通りで、降下中止による上昇ではないとみられる。さらに午前8時5分ごろ、探査機からの詳細なデータが届き始めた。その結果、午前8時9分ごろ、リュウグウ表面の物質を採取するための弾丸発射の指令が計画通りに出されたことも確認されたという。

 この降下方法は「ピンポイントタッチダウン」と呼ばれ、極めて高度な探査機の誘導法だ。同じく小惑星探査に取り組んでいる米航空宇宙局(NASA)からも「後で直径6メートルに降りる方法を教えてほしい」と依頼されているという。

 探査機がリュウグウへ着陸したかどうかは、探査機から届く電波とデータから判断する。電波の変化からは探査機が降下から上昇に転じたかどうか、データからは事前に探査機に送った指令通りに動いたかどうかが分かるという。JAXAはこれらから「はやぶさ2がリュウグウに着陸し、上昇しており、着陸運用は成功したようだ」と判断したとみられる。【永山悦子】

はやぶさ2

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小惑星探査機。本体の大きさは幅1メートル、縦1.6メートル、高さ1.25メートル。太陽電池パネルを広げた幅は6メートルで、重さは約600キロ。2014年12月に打ち上げられた。工学実証機だった初代「はやぶさ」の後継機で科学的な探査の本番に位置づけられ、小惑星リュウグウから岩石を採取して地球に持ち帰る計画。
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